結成10周年記念企画 記録    熊谷トレッキング同人

荒川を遡ろう Part2 寄居〜長瀞〜秩父

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実施日 平成18年5月14日(日)
参加者 全行程・L石川、木村
    前 半 山崎、川辺、逸見、浅見、宮田,  黒谷まで=軽石
    後 半 八木、栗原、栃原 計11名寄居駅から出発
地図
記録 寄居駅7:30(60)玉淀湖8:30(25)波久礼駅(5)寄居橋南岸9:00/9:15(45)201分岐(35)
法善寺10:45/11:00(30)長瀞駅11:30/11:40(5)岩畳11:45/12:10(70)木毛(20)黒谷13:40 

 心配だった雨は夜の内にあがった日曜日、寄居駅に7人が集まり、7時半にスタートした。街中を抜け鉢形城址、折原橋をすぎほぼ1時間で玉淀湖の堰に着く。ヤマボウシ咲く細道は一旦国道140号に出るも、秩父線の踏み切りと一緒に突っ切り裏道を通って波久礼駅に着いた。トイレを拝借してから寄居橋を対岸に渡ると東屋があって最初の休憩をとった。そこへちょうど山崎さんが現れて合流となった。駅に着いたのが早すぎて誰もいない為先にスタートし山越えしてきたそうな。ともあれ8人となって再スタートした。
玉淀ダム 上は寄居長瀞バイパスへの進入橋
 県道82号のこの道は荒川の右岸ぞいについたり、離れたりしながら続いている。常に歩道を歩くので安心なことが心強い。地元の石川さんのルートどりは確かである。

 201号分岐の近くに川幅が狭くなっている所がある、というので皆で足を向けてみた。樋口駅に至るその橋上から川上を見るとなるほど、古い橋脚跡の辺が極端に狭くなっている。つつじ咲く岩根山入口を過ぎるとまもなく、枝垂桜で有名な法善寺に着いた。2回目の休憩である。トイレも格好のベンチもある。日差しが強くなってきたが涼風が心地よい。

 長瀞オートキャンプ場のそばには歩行者用の橋が架かっている。ここを渡ると長瀞はまもなくである。ちょうどSLが到着する所でカメラの放列が待ち構えていた。金石水菅橋(長瀞町)

 後半参加の3人と合流し岩畳に移動した。舟乗り場から150m位上流に東屋がありそこで
お昼休みにした。対岸が絶壁のこの辺は静かである。岩畳から道に出た所にいろんな石が並んでいた。自然博物館の一角にあり、石の種類が分るようになっている。岩畳のそれは結晶片岩という名で隆起による岩石段丘となり600mの岩畳になったそうだ。

 上長瀞駅の近くで前半を終え帰路につく5人と別れ、先に進んだ。親鼻駅を過ぎてからは初めて国道の歩道を歩いた。皆野に入ると紫色の花をつけた桐の大木が遠めに目立つ。また道端には白い可憐なオオデマリやあでやかなアヤメを見かける。疲れてきた身には良い慰みになった。有料道の出口を過ぎ、木毛を過ぎると秩父に入る。和銅遺跡の看板が左に見えてきたら黒谷駅が近い。蓑山から下山のハイカー達と一緒に駅にたどり着いた。ここで後半最初の休憩とした。夕方の時間の都合で私自身の行動はここまでとし、再び歩き出す皆さんを見送った。

 好天に恵まれたPart.2は成功だったと思う。終始歩きやすい安全な道を選び、そして先導してくださった石川リーダーに改めて感謝したい。ありがとうございました。 (ここまで軽石記)

長瀞岩畳にて