国内山行記録    熊谷トレッキング同人

浅間隠山ハイキング



期日:2002年12月7日(土)〜8日(日)
行程:亀沢ログハウス温泉舘発(8:45) 登山口着(9:23) 登山口発(9:45)    休憩(10:50〜10:55) 浅間隠山山頂到着(11:35) 下山開始(12:10)〜登山口着(13:03) 照谷市役所着(16:30)
参加者:八木、藤井、堀、吉田、川辺、栗原、軽石、逸見、大嶋、高橋、中野、豊島、森川、石川、駒崎、南雲、福田、栃原、安藤、宮田、青木、井上 
 昨日は、亀沢ログハウス温泉館にて総会、危ぶまれた天候も駐車場に着いた頃には、雲の切れ間から青空も見え安堵する。 二度上峠、手前の登山口はすでに標高1,270m、2班に別れ、笹に覆われた林道を登り始める。右方向に昨夜来の雪で枯木に雪をいただいた山様は、丁度、縞枯山を彷彿とさせる風景だ。カラマツ、ダケカンバ等の霧氷の美しい樹林帯の中、小烏(ヌエ)の囀りを耳にしながら北上する。木々の間より、のびやかに広がる浅間山の裾野も垣間見え。まもなくすると幅広の道に出る。しばしの休憩をとり、左北に山腹を登ると平坦な地に辿り着く。カラマツの林のなか、ここは道かと紛える程に細く、笹藪に覆われ、西方北軽井沢方面へ至る道である。やがて、ミズナラ、カエデ、サラサドウダンの林立するなか、北東に辿り、ジグザグに坂道を登りきると南峰だ。右東方への分岐は、わらび平森林公園に通じる山道。北西に小さく下り登ると、ここが浅間隠山(1,756.7m)の山頂だ。広げた頂きには小さな石祠が祀られ、あたりは銀色の世界。生憎と小雨模様で視界はゼロ 方位盤によれば両毛三山はもとより、浅間山、日光白根、谷川岳、武尊山、北アルプス、八ケ岳、妙高、槍ヶ岳、南アルプス、富士山等、沢山の輝々が記されている。展望は360度のパノラマの世界、晴天であればと悔やまれる。周辺には、カヤ、ススキ、オカトラノオ、サラサドウダン、シモツケ等が自生し、花期には山を彩るであろう。 霧雨の煙る寒いなか、温かいお茶をいただきながら昼食をとる。 帰路は、元きた道に戻り、雪道に足をとられないよう注意し、下山する。