国内山行記録    熊谷トレッキング同人

秋晴れの日光白根山

期 日:2002年9月21日(土) 参加者:CL浅古 SL大嶋 八木、並木、森川、堀、新井、馬場、白根、吉田、川辺 11名
行 程:熊谷5:30→花園1C→沼田1C→丸沼高原スキー場7:45→ゴンドラ山頂発8:30  →標高2200M地点9:10/9:23→9:50/9:55→白根山頂11:00/12:00→五色沼12:50/13:10  →弥陀ケ池13:40/13:55→ゴンドラ山頂駅14:55スキー場発15:45→花咲の湯1620/17:30  →熊谷着19:15

 高気圧におおわれ雨の心配は皆無の出発、ゴンドラ山頂駅からはゆるやかな広い登山道を快適に進む。シラビソの樹林帯はほどよい木陰を作り気持ちよい。樹下は一面カニコウモリにおおわれ地味だが美事、やがてヤマハンノキやダケカンバに代わるとマルバダケブキやハンゴンソウが見られたが何度か霜にあったらしく茶色に変色していた。  百名山ブームの為か登山者が多い。中高年ばかりの小パーティを次々に追い越し快調なペースで登る。皆小走りで必死について行く。思わず、早過ぎるよ〜〜。2時間余りで樹林帯から飛び出すと視界が開けガラガラの登山道の先に頂上を目指して数珠つなぎで登る姿にウワー。絶好のカメラポイントで大休止、遠くポッカリ浮かぶ雲のとなりに富士山も望めてすごい。ガラガラの急坂を上り詰めると山頂は撮影待ちの列が出来5〜6回待ちで、やっと記念撮影に成功、直下の火口跡でゆっくり昼食、周囲のコケモモやガンコウランの甘酸っぱい実に舌つづみをうつ。下りは眼下の五色沼めざして急降下花が終わってしまった中で唯一残っていたトリカブトの紫が印象的だった。五色沼からの登り、白根山の北面の岩場は紅葉が始まりナナカマドの実が美しい。弥陀ケ池の静かなたたずまいにホッと心の安らぎを覚える。座禅山への分岐で地図を広げていると、スキー場の職員と名乗る数人のグループが色々とアドバイスをしてくれて、間伐材でしっかり整備された樹林帯の気持良い歩きを楽しめた。ゴンドラ山頂駅周辺は大型重機が入り樹木の伐採が進みシラネアオイやハーブなど植えられ開発が進められていた。帰りは花咲の湯で汗を流し紅葉には一寸早い時期だったが天候に恵まれ充実した山行きが出来唯一のヤングマン浅古君に感謝。 (吉田記)