国内山行記録    熊谷トレッキング同人

外秩父トレーニング山行20q縦走

期 日:2002年6月22日(土)
参加者: CL石川 SL吉田 山崎、八木、豊島、森川、大山
行 程: 熊谷7:00=東秩父村皆谷(200m)7:55/8:15→〔1.2Km〕萩平(380m)8:40/8:50→笠山730m付近5分休憩→2.0K 笠山山頂(837m)10:00/10:15―笠山峠(695m)→〔1.7Km〕堂平山(875.8m)10:55/11:10→〔0.9Km〕剣ヶ峯(876m)11:25→〔0.6Km〕白石峠(750m)11:25/12:20→(874m)→〔2.5Km〕定峰峠(600m)13:10/13:25→大霧山手前の峠5分休憩 →〔3.0Km〕大霧山山頂(776.6m)14:40/14:50→〔1.3Km〕粥新田峠(520m)15:15 朝日根方向に向かい直接皆谷を目指す→〔約6.0Km〕皆谷16:15

今にも降りだしそうな中いつものストレッチをして出発。7月にトムラウシを計画している3名は、10kgの荷物を背負ってのトレーニング。 早々の萩平へのショートカットで、身軽な先頭に「早すぎる」と弱音を吐く。10kg組のペースに直し、気を取り直して進む。笠山まで標高差600mの登りに外秩父とは言え甘くないと実感。湿度100%の霧の中、救いは途中で見つけた木苺。思わずみんなで味わう。すっぱくて少し甘くて美味。黙々と登っていたが頂上直下で思わず小休止。八木さんの「ライチ」で生き返る。頂上は視界ゼロ。我が職場(小川町)から良く見えるはずなのに残念。 笠山峠まで標高差150m近くを一気に下り堂平山まで上り返す。山頂付近で、たうえぐみや黄色の木苺を見つけほっとする。湿気と汗でぐしょぐしょになりながらも、ヒンヤリした空気に励まされ剣ヶ峯に向かう。 大きな鉄塔の立つ頂上には留まらず、そのまま白石峠へ降りる。 峠の休憩場で昼食。ここでも八木さんのさくらんぼにみんな大喜び。ゆっくり休んで定峰峠に向かう。 車道を挟んでいきなりの急登。しかも壊れかけた丸太が重なり合うように続く。一気に標高874mまで登る。息を整え、後は1.8Kmほど晴れていれば見晴らしの良いはずの尾根を歩き、またまた一気に定峰峠まで下る。途中で、まだ蕾のシモツケをたくさん見る。車道の峠でトイレを済ませ、もう一度山道へ戻る。 急坂を登りきり再び尾根を行く。重湯の様な濃い霧の中、旧定峰峠を越えいよいよ大霧山へ向かう。 やっと大霧山山頂、出発から既に6時間30分。予定では、この先二本木峠まで行くことになっていたが、「充分なトレーニングだった」と全員一致で下山を決定。小休止の後粥新田峠に下る。ざらざらと滑りやすい下山道に難儀しながら峠に着く。ほっとしたのも束の間、ヘアピンカーブの車道をひたすら歩く。6Km以上歩いたのではないかと思う。少々うんざりしながらも「トレーニング」を合言葉にみんな頑張った。 それでも、皆谷に辿り付いた時には充実感でみんなニコニコしていた。        (豊島記)