国内山行記録    熊谷トレッキング同人

上州三峰山
吉田 享子



期日  2004年11月10日(水)日帰り
参加者  CL新井・SL川辺・高野・並木・八木・吉田

行程  熊谷市役所7:03→花園7:40→月夜野IC8:25→温泉センター8:55→(タクシー)河内神社(駐)9:36/9:43→三峰沼10:05→休憩10:40/10:50→三峰山頂11:45/12:45→休憩14:05/14:10→駐車場(温泉センター)14:35/15:30→熊谷着16:50

 晩秋の静かな山を求めて、上州三峰山へ。群馬の山の本によるとカタクリ咲くテーブル・マウンテンとある。絶好の日よりに恵まれ神社の駐車場からいきなりコンクリート打ちっぱなしの車道を登るが、敷きつめたような落葉をザクザクと踏みしめ心地よい。

 20分程で河内神社に着く。裏手にパラグライダーの離陸地があるとのことだが、一機ゆうゆうと弧をえがいていた。樹齢数百年と思われる松・ほう・くり・さくらなどの原生林の中のゆるやかな登山道の樹間に、所々あざやかに残る紅葉が美しい。三峰沼を廻り、しばらく行くと稜線に出て、小ピークを越えてひと登りで山頂に着く。

 雑木林の狭い山頂だがすでに葉が落ちて360°の展望がきき、上州武尊山や谷川連峰が望まれ、あたたかい日ざしを受け、味噌汁、グリーンティでゆっくり昼食を楽しむ。登山者は私たちのパーティーの外は山頂でご夫婦づれに会ったのみで、目的通り晩秋の静かなゆったりとした時間を満喫出来た。
 一句 「林間の残りもみじのあでやかさ」      (吉田記)