国内山行記録    熊谷トレッキング同人

GW雪山山行 燕岳

山域山名   燕岳
期  日   2004年5月2日(日)〜3日(月)
参加者    CL軽石 SL新井 白根 木村
行動記録   5月2日
   熊谷(4:10)=安曇野観光タクシー駐車場(6:40/6:50)=燕岳登山口(7:35/7:50)〜第1ベンチ(8:25/8:35)〜第2ベンチ(9:00/9:10)〜第3ベンチ(9:40/9:50)〜富士見ベンチ(10:40/10:55)〜合戦小屋(11:30/12:15)〜燕山荘(14:00/14:30)〜燕岳山頂(15:00/15:10)〜燕山荘(15:40)

 熊谷をほぼ予定通りに出発。GWということで心配された上信越道の渋滞は出発を早めたこともあり全くなく、思ったより早くタクシー会社の所についた。ここに車を預け、タクシーで中房に向かう。天気が街中では曇っていて心配したが、中房に近づくにつれ雲もとれ、やがて快晴となった。
 合戦尾根は日本の三大急登に数えられているだけあり、最初からきつい登りが続いた。特に今回は二泊三日で多少荷物が多いため、きつさもひとしおといった感じで、強い日差しとあいまってあっというまに汗だくになった。我々は時間的には余裕があるので、ベンチごとに休憩を取りながらゆっくり進んだ。第3ベンチあたりから残雪も多くなり、足元に不安のあるメンバーはアイゼンをつけた。合戦小屋で昼食休憩の後、合戦沢の頭への急な坂を登りきると、槍ヶ岳がきれいに望めるようになり、撮影タイムを何度も取りながら進んだ。
 燕山荘にほぼ予定時刻に到着。受付を済ませた後カメラだけ持って山頂にむかった。山頂からは霞んでいる東方面を除いてすばらしい眺望であった。鹿島槍ヶ岳から石川さんたちがいるであろう立山、裏銀座縦走ルートの山々、槍、穂高と最高の眺めで、山荘にもどってからも山荘前のベンチでお茶を淹れながらこの景色を思う存分楽しんだ。
 ただ、夕方になると西の空にレンズ雲が出はじめ、予報どおり天気は下り坂のようであった。せめて明日ぐらいはもってほしいと思いつつ床についた。

5月3日
燕山荘(7:20)〜合戦小屋(8:05/8:20)〜富士見ベンチ(8:40)〜第3ベンチ(9:00/9:10)〜第2ベンチ(9:40)〜第1ベンチ(9:55/10:05)〜燕岳登山口(10:30)=熊谷(16:55)

 朝起きて外を見るとガスっていて景色はほとんど見えず、強い南風が吹いていた。願いがかなわず早く天気が悪くなってしまったことにがっかりしたが、とりあえず縦走は続けようかと話しあっていたところ、白根さんが体調がすぐれないとのこと。無理をして行動不能になってもまずいし、景色も見えない、3日目はさらに悪天候が予想されることから今回はここで撤退する事になった。そうなると、まだ時間がありすぎるので、山荘でお茶を飲んですこしゆっくりしてから下山を始めた。
 下りは登りの半分くらいの時間しかかからなかった。下山後は、中房温泉で汗を流し、昼食も済ませたあと、熊谷への帰途についた。