国内山行記録    熊谷トレッキング同人

新春 天城山ハイキング
並木 利夫

山域名 静岡県伊豆、天城山
期 日 2006年1月4日(水)〜5日(木)
参加者 CL大嶋、SL吉田、軽石、八木、新井、高橋、並木

行動記録
1/4(水) 熊谷(6:54)−東京(7:36〜7:56)−三島(8:54〜9:10)−天城峠水生地下駐車場(10:25:〜10:40)−旧天城トンネル入口(10:55)−天城峠(11:18〜11:25)−古峠(11:55)−二本杉峠(旧天城峠)(12:25〜12:55)−大川端キャンプ場(13:25)−水生地下駐車場(13:50)−浄蓮の滝(14:10〜14:35)−さわらび荘(15:00)泊

 三島からレンタカーで下田街道の水生地下駐車場へ10時30分に着く。天気は下り坂であるが高曇りで視界は良く、途中富士山もはっきりと遠望できた。支度を整え、10時40分に歩き出す。天城大橋を渡り、新天城トンネル入口手前から山道に入り、旧天城トンネル入口へ10時55分に着く。立派なトイレがあるが冬期閉鎖、約100年前の天城トンネルも健在である。トンネル脇から整備された遊歩道を20分程登り天城峠に着く。ブナの大木が林立している。沢筋には落葉の下に雪か氷が所々白く見える所もあった。当初の計画は八丁池周回コースであったが時間の関係で峠から西へ尾根づたいに延びる伊豆山稜線歩道のコースをとった。ほぼ等高線沿いの道で林間から富士山もながめられるコースである。
 
 二本杉峠(旧天城峠)に12時25分に着く。東屋でお湯を沸かし昼食にする。冷たい西風が強く寒くてたまらない、早々に旧下田街道を下り、大川端キャンプ場を経て水生地下駐車場へ13時50分に着いた。宿への途中で浄蓮の滝を見て中伊豆町白岩温泉の民宿「さわらび荘」へ15時に入った。高台の別荘地にあり北に富士山の眺望が良い所である。温泉に入ったあと猪鍋、鹿の焼肉、いわなの唐揚など野趣に満ちた夕食を戴く。

1/5(木) さわらび荘(7:30)−天城高原ゴルフ場四辻駐車場(8:15〜8:35)−涸沢分岐点(10:45)−天城山(万三郎岳)直下(11:20〜11:50)−分岐(12:15)−四辻駐車場(14:30〜14:40)−伊東駅(15:35〜15:56)−東京(17:44)−上野(18:05)−熊谷

 2日目は朝からどんより曇り、富士山は見えない。宿を7時30分に出発、伊豆スカイラインを過ぎたあたりからちらちら降ってきて、先へゆくほど本降りとなってきた。天城高原ゴルフ場の駐車場に着く頃は、一面の雪景色になった。初めから軽アイゼンをつけ、雪山の装備で8時35分に出発した。涸沢分岐までは標高差はあまりないが、小さなアップダウンが多く、その上岩がごろごろして倒木も多く、それが行きで隠れていて非常に歩きづらい道である。万二郎登山口から道が分かれ分岐へ向かう。途中木肌の美しいヒメシャラの純林やシャクナゲの森などを抜けて10時45分に着き、万三郎岳への直登にかかる。30分ぐらい登ったところで、帰りの時間を考え、登頂を断念した。雪山のベテランの軽石さん、大嶋さんはそのまま頂上を目指していった。行動食をとりながらひと休みして、11時50分下山を初め、12時15分分岐を通過。このあたりで登頂してきた両名が追いついた。来るときの踏み後はすでに消え、積雪は15〜20cmぐらいになっていた。14時頃から雪が小降りになり、薄日も差してきた。14時20分駐車場に戻った。雪道を伊東へ下り、駅へ15時35分に着き、レンタカーを返して、15時56分発の特急踊り子号で戻った。