国内山行記録    熊谷トレッキング同人

秩父里山を歩く 釜ノ沢五峰

山域山名:釜ノ沢五峰(埼玉県小鹿野町)
期  日:2006年3月14日(火)
参 加 者:CL新井 SL山崎 八木、並木、堀、白根、吉田、川辺、高橋(計9名)

行動記録:熊谷(7:00)=小鹿野長若山荘登山口(9:15)→一ノ峰(9:35)→二ノ峰(9:45/9:55)
 →三ノ峰(10:05/10:10)→四ノ峰(10:25)→五の峰(10:35/11:15)→中ノ沢分岐(11:40)
 →文殊峠(11:45/12:00)→中ノ沢分岐(12:05)→竜神山(12:15/12:20)→兎岩(12:55)
 →長若山荘(13:20/13:35)=宮本荘(13:45/15:10)=熊谷(17:30)

 釜ノ沢五峰長若山荘の御主人からアドバイスと「気をつけて」の声に送られて出発。快晴。一ノ峰までは一気に登り汗をかく。二ノ峯、三ノ峰は巻きコースと直降コースに分かれて下る。天候にも恵まれ、気持ちの良い山歩き。

 五ノ峰は今日のコース中一番展望が良さそうなので少し早いが昼食にする。熊倉山が目の前に立ちはだかり、左手に武甲山、そして山波は芋ノ木ドッケ、白岩、白石、秩父御岳へと続く。まだ雪がかなり残っている。

 文殊峠へと自然園の中を辿ると、中ノ沢分岐近くにはモミの大木があり、中でも“モミの巨木”とあったものはさすがに太い。陽だまりではアセビが早くもいっぱい花をつけている。他にアブラチャンかダンコウバイか区別がつかなかったが小さな黄色い花がひっそり咲いている。文殊峠には金精神社があり、いきなり舗装された林道に出る。ここからは、両神山、二子山、赤久縄山、御荷鉾山が見える。この方向から見る二子山の西岳は尖って見え、だい分趣が違う。

 文殊峠からはもう下るだけと軽く思っていたら、かなりのアルバイトだった。兎岩は傾斜のある大きな一枚岩。路の両側に杭を打ってロープがかけて有り助かった。これが無かったら足がすくみそう。

 無事下山し、まだ時間はたっぷりあるので、のんびりと風呂に入ってから帰路に着く。朝はあんなに良い天気だったのに午後になると曇ってしまい、皆野から寄居の間ではなんと雪が降り出してしまった。人里離れた有料バイパスでコンコンと雪が降り、木立は雪化粧を始め、運転している方は大変だったでしょうが、こんな時期にこんな所でと一興だった。楽しい一日でした。                        (高橋記)