結成10周年記念企画記録    熊谷トレッキング同人

袈裟丸山・ヒライデ沢 沢登り報告

山域山名:袈裟丸山・ヒライデ沢(群馬県)‘熊谷から見える山’
期  日:2006年7月2日(日)
参 加 者:CL浅見 SL大嶋 駒崎、宮田、木村(計5名)

行動記録:羽生川辺邸(5:00)=折場登山口(7:55)→折場橋入渓点(8:00/8:25)→
 二俣(10:00)→登山道(11:40)→前袈裟丸山(12:10/12:40)→折場登山口(14:40)→
 折場橋(15:10)=羽生

 前日、川辺邸ログハウスで山スキーの打ち上げパーティーに参加した3人に浅見、駒崎が合流し、袈裟丸山に向かう。天候は曇り、梅雨の時期で何日か降ったりやんだりなので沢登りにはあいにくの天気なのだが、とりあえず現地まで行ってみようということになる。 山に近づくと路面が濡れていた。渡瀬渓谷鉄道の小中駅から入る林道は通行止めになっていたので、沢入からの林道で折場登山口を目指す。幸い沢の水量もあまり多くないので折場橋近くの路肩に駐車して、そのまま入渓することにした。

 水は冷たく、渓流シューズを濡らすくらいなら気持ちいいが、気温があまり高くないのでシャワークライミングは避けたい所である。入渓してすぐにあらわれる3m、5mの滝は簡単に登れるが5mの方は水流の左から登り、右手で水流の中のホールドをつかむので右半身を濡らしてしまった。後はすべて登れる小滝を越えて高度を上げる。ロープを出す所はなかった。二股を右に入るとまわりは笹原になってやがて水流が消え笹の藪こぎとなる。源頭部は踏み跡に導かれて右側の支尾根を登ると程なく登山道に飛び出した。

ここで靴を履き替え、登山道の急登30分で前袈裟丸山の山頂にでた。熊谷から見える山のひとつであるが、今日はほとんど展望なし。登頂証拠の写真を撮って下山にかかった。小雨が降る中を2時間で折場登山口についた。

 熊谷から近く、滝も少ないので初心者も楽しめ、稜線までつめる充実感のあるいい沢だと思う。5月下旬のアカヤシオのころが美しいと聞いたのでその頃来てみたいが、山スキーと重なる時期なので難しそうである。         
        (浅見記)