国内山行記録    熊谷トレッキング同人

裏磐梯・会津高原 花の旅

山域山名:裏磐梯・デコ平湿原、会津高原・駒止湿原(福島県)
期  日:2007年6月16日(土)〜17日(日) 
参 加 者:CL高橋 SL吉田 高野、八木、藤井、白根、新井(計7人)

行動記録:
6/16 熊谷(6:00)=ゴンドラ山頂駅(10:20)→百貫清水(昼食)(11:10/11:40)
 →デコ平湿原(12:10/12/25)→ゴンドラ駅(12:45)=五色沼毘沙門沼散策(13:50/14:30)
 ==宿<田島町針生・南岳荘>(17:20)=南郷村山口温泉きらら289(17:50)=宿(19:00)

6/17 宿(4:25)=駒止湿原駐車場(4:45)→水無谷地最奥(5:45)→駒止湿原駐車場(7:10)
 =宿(7:35/朝食/9:20)=高清水(9:50/10:40)=上三依水生植物園(12:30/13:30)
 =熊谷(16:15)

 バス一台を仕立てて、熊谷トレッキング同人、熊谷山草会、写真クラブ合同という形で出かけました。デコ平にはゴンドラに乗る。下を見ると山菜取りの人がいっぱいいる。ネマガリタケが主らしい。頂上駅から百貫清水はなだらかだがやや下り、今日は山登りならぬ山下り。ブナ、トチ、ホオの林の中を行く。カエデやコシアブラの木もある。ムラサキヤシオが咲く。百貫清水は池の底の砂が踊り水が湧いている。長〜い柄のひしゃくが置いてあり、代わる代わる皆で湧いている辺りの水を掬って飲みました。

 デコ平湿原はコバイケイソウが盛り。他にハクサンチドリ、リュウキンカ、ニョイスミレ、オオカメノキが咲き、レンゲツツジはまだ蕾でもう少しといったところでした。五色沼の毘沙門沼の水の色は相変わらずの美しさでしたが、ここまで来ると人の多さに少し辟易。この辺りでは、ケナシヤブデマリとカンボクの白い花が目立っていました。

 翌朝は暗いうちに宿を出て、駒止湿原に向かいました。ワタスゲが丁度実になったばかりといったところで、ワタ毛がまん丸。日の昇る前はほんのりと周りのみまあるく白み、中心部がやや灰色なぼんぼんが草原に浮いているようで幻想的。そして陽が差すとワタ毛が白く輝き露が光る。緑の湿原を背景にして陽を受けて朝もやが立ち昇り舞う。これにレンゲツツジ、コバイケイソウも彩りを添える。美しい!!カメラの列なすのもむべなるかな。他にヨウラクツツジ、ズミ、アヤメ、タテヤマリンドウ、ツマトリソウ、ギンリョウソウ、ナナカマド、サギスゲ咲く。コマドリ、カッコウ、オオルリ、ウグイスが鳴いていました。高清水のヒメサユリはまだ早すぎてチラホラとしか咲いていなかった。駒止湿原のワタスゲは丁度良かったけれど、あちら立てればこちらが立たずといったところ。あと一週間か10日で見ごろになりそうとのことでした。上三依水生植物園ではヒマラヤの青いケシをいっぱい咲かせていました。クリンソウ、カキツバタも見事でした。

 今回は花、花、花の旅でした。お世話になりました。         (高橋記)