国内山行記録    熊谷トレッキング同人

早春ハイク 棒ノ折山

山域山名:奥多摩・棒ノ折山(東京都)
期  日:2008年3月16日(土)日帰り
参 加 者:CL新井 SL軽石 高野、八木、吉田、逸見、高橋、白根、堀(計9名)

行動記録:熊谷(7:00)=さわらびの湯駐車場(8:25/8:35)→登山口(8:40/9:03)→
てんぐの滝(9:40/9:45)→岩茸石(10:55)→ゴンジリ峠(11:28/11:35)→
棒ノ折山頂・昼食(11:50/12:35)→岩茸石(13:12/13:20)→白地平(13:41/13:45)→
さわらびの湯駐車場(15:25/15:50)=熊谷(17:30)

 前日からの暖気に包まれ、暖かい朝である。奥多摩への街道は、紅梅・白梅が真っ盛りで目を楽しませてくれる。さわらびの湯駐車場で八木さんと合流。登山口は有間ダムサイトからいきなり杉林の急登だが、やがて渓流沿いの緩やかな登りになり、小滝や天狗の滝など変化のある沢筋に、突然高い賑やかな小鳥のさえずり・・・・・・ミソサザイだ!色は濃い茶色で目立たないがしっぽをピッピッと上下する姿は印象的だ。

 白谷沢コースの中心には「白孔雀の滝」があり見事。このあたりのゴルジュの通過はスリル満点である。沢を詰めると林道に出て、階段を一登りすると水平な道に出て、そこは道中唯一の雪道だった。岩茸石より尾根道歩きとなり、ほどなくゴンジリ峠に着く。暖気のために一面のガス。道中続く杉林は幻想的で、全山杉の真っ只中なのに、おかげでスギ花粉症の影響はほとんどなかった。

 ゴンジリ峠から平に歩くと間もなく、「関東ふれあいの道」の象徴である階段の道になる。この道も造られてから長年を経て痛みが激しく、階段の役目を果たさず、側道が常套化していて、新たな環境破壊になってしまっている。いやな階段を登りきると、広い山頂に着く。ガスが立ちこめて展望はなかったが、手頃な山なので、入れ替わり立ち替わり登山者で賑わっていた。

 下りは岩茸石より白地平経由河又へのコースを取る。馬酔木やマンサクの咲く支尾根を快適に下山。三度目の林道を横切ったあたりから,やっと木の間から陽が差す。河又へ1.9kmの標識で支尾根からはずれ、ひのき林の急降下に入り、民家が見え隠れすると程なく、さわらびの湯駐車場に着き、帰路についた。              (吉田記)