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晩秋の天狗原山&金山 山スキー偵察山行


山域山名:頸城山群・天狗原山、金山(新潟県)
期  日:2009年10月25日(日)
参 加 者:L宮田 SL浅見 駒崎、島野、栗原昌(計5名)


行動記録:金山登山口1230m(8;05)→1580m(8:55/9:00)→1919m三角点付近(10:10/25)
 →天狗原山2197m(11:15)→直下のコル2120m(11:20/30)→金山2245m(11:55/12:30)
 →1940m(13:30/40)→1580m(14:40/50)→登山口(15:25)

 今回は山スキーの偵察を兼ねて天狗原山を経て、金山を目指す。7時半過ぎに金山登山口に到着。準備を済ませ8時過ぎに出発。しばらくは樹林の中のジグザグ道を登る。傾斜が緩くなると次第に展望が利くようになり、木々の隙間から雨飾山が見える。冬は登山口からではなく、もっと手前の浅海川に架かる橋の辺りから尾根にとりつくが、ちょうどこの辺りで夏道に合流する。




 ここから1741mの三角点(大岩)までは地形が複雑だが、5mも雪が積もればブナの疎林の快適バーンとなるだろう。紅葉はこのあたりはすっかり終わっていて、最盛期なのは千mあたりか。大岩からは乙見山峠とそれに続く林道が見える。冬道は大岩の北側にある谷間になりそうだが、最後が険しく、このあたりが核心部か。






 1941mの三角点までは緩やかな登りが続く。三角点を過ぎ、平坦な道のあとに天狗原山への最後の登りがある。シールではちょっと無理そうな200m弱の急登の後、山頂に到着。地形図を見ると西側が多少緩やかなので、冬はこちら側から登るといいだろう。山頂はどこかピークがわからないような南北に穏やかな山だ。登山道は稜線から少し東側についており、このあたりは夏にはお花畑となるようだ。東側には金山谷の大バーンがある。山頂から滑るとさぞかし気持ちいいだろう。




 少し下って、今度は金山までの最後の登り。登りといってもほとんど稜線の東側をトラバースするような感じで、裏金山沢を見ながら進む。こちらの沢も気持ちよさそうだ。天狗原山から30分で金山山頂に到着。歩いている最中はまだ遠く焼山、火打山が見えていたが、山頂ではガスってよく見えなくなっていた。山頂からは焼山への道と、雨飾山への道とに分岐している。風が冷たく、もう冬が近いことを思わせる。昼食をとり、記念撮影したあと往路を戻る。3時半前に登山口に到着。

 帰りの温泉は山田旅館、熱湯温泉、雨飾荘と立て続けて時間切れで断られ、仕方なしにこの春に入った公営の露天風呂に入浴。山田旅館から少し下った集落のしゃれた蕎麦屋で蕎麦と天ぷらを食べて帰宅。                    (栗原昌記)