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紅葉の妙高山ハイク

アルバム

山域山名:妙高山(新潟県)
期  日:2010年10月11日(月)
参 加 者:CL宮田 SL新井久 木下、 木村(計4名)

行動記録:
江南(3:00)=燕温泉1100m(6:00/6:30)→麻平(6:55/7:03)→
北地獄谷(7:45/8:00)→天狗平(8:40/8:55)→妙高山2454m(10:00/10:55)→
大倉乗越分岐(11:40/11:50)→長助池(12:00/12:10)→黄金清水(12:50)→麻平(13:38)→
燕温泉(14:00/15:00)=江南(20:00)

 10月の3連休といえば、毎年のように錦秋の北アルプスや飯豊など記憶に残る縦走が定番で、今年は南岳横尾本谷右俣を遡行する予定……だったが、荒天によりやむなく中止とした。連休最終日に妙高山周回ルートで紅葉ハイクを楽しんできました。

 低気圧通過後の日本海からの西風の影響で、妙高山麓は暗い雨模様。仕方がなく雨具を着て燕温泉を出発する。河原の湯は数年前の土砂崩れでまだ復旧していない。麻平の分岐を過ぎても急登がひたすら続く。とても蒸し暑い。北地獄谷を渡る沢はすぐ上に湧き出る温泉で乳白色となっていた。空も明るくなったので、ここで雨具を脱ぐ。

 高度を上げるにつれて、紅葉の色づきがどんどん増してくる。1700mから上部で雲海の上に出た。空はあざやかな快晴となった。天狗平辺りにくると樹木の葉はより色鮮やかに、標高2000mがまさに紅葉最盛期か。ちょっとした鎖場を登り切ると、ハイカーで賑やかな妙高山頂へ。

 昼食を取っていると、次第に雲海も下がり、北アルプス朝日岳から槍穂高まで、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳の左に富士山まで見える。秋の素晴らしい展望に4名とも満足。山頂をあとにすると、ハイジの木阪さんパーティに遭遇。高谷池にベーステントを張っているとのこと。

 カルデラの下りると、まさに錦秋そのもの。三田原山から大倉山まで囲む外輪山の山肌は紅葉真っ盛り。展望のよい長助池でしばし紅葉を楽しむ。大倉池下の黄金清水でノドを潤し、急坂を下っていくと再び雲海の霧の中へ。大倉沢の渡渉も倒木で難なく渡れ、麻平の分岐からまた泥んこ道を下って燕温泉へ下山。タオルを持って、最後に極上の乳白色の湯・黄金の湯の露天風呂に浸かってまったり〜。

 帰りは避けられようもない連休の大渋滞に巻き込まれ、吉井ICから抜け道で江南へ。燕温泉から夕食含めて5時間の長いドライブだった。         (宮田記)