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のんびり沢初め 大若沢


山域山名:奥秩父・中津川大若沢
期  日:2010年6月27日(日)
参 加 者:CL浅見 SL新井久 栗原昌、島野聡(計4名)

行動記録:学習の森・大若沢休憩所→入渓→勘兵衛の滝→不動滝→金山沢出合→
 長滑沢出合→二俣(大休止)→同沢下降→大若沢休憩所

 梅雨の合間をぬって、今シーズンの沢初めに大若沢へ行ってきた。

 前日までの降雨に加え当日の天気予報も思わしくなく、中止かな…などと考えていたが、行ってみれば薄日が射すまずまずの天候に恵まれ、久しぶりの沢靴の感触と沢遊びを楽しむことができた。リーダー判断に感謝!である。

 駐車場で装備を整え、遊歩道を暫く行き入渓。8ヶ月ぶりの沢靴に、どの位フリクションが効くのかいまひとつ感覚が戻らず、フエルトの感触を探り探り歩く。感覚が戻るにつれ、今年もこの季節がきたなぁと心が浮き立ってくるのを感じた。

 とある滝(不動滝だったか?不明)に挑んだリーダーがあえなくドボン、それを見てすかさず「巻きマキー!」と薄情な他3名。この日は水量が多く、平水なら直登できる滝も難易度が上がっていたようだ。前回は登ったのになぁ、とリーダーは名残惜しそうだった。

 その後もへつり・つっぱり・巻き等をからめつつ、水中を走る岩魚を眺めたり追いかけてみたり、皆でワイワイ言いながら二股手前まで遡行した。

 大休止の後、もと来た沢を下降。1ヶ所懸垂した以外はロープを出す事もなく、途中から遊歩道を使ってあっさりと駐車場に戻った。

 短いながら、沢登りの感覚を取り戻すには十分な1日だった。     (島野記)