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武甲山頂から羊山公園の芝桜を眺める


山域山名:秩父・武甲山(横瀬町)
期  日:2011年4月17日(日)
参 加 者:CL逸見 高橋武、黒澤、逸見夫<会員外>(計4名)

行動記録:生川登山口(8:35)→シラジクボ分岐(9:05)→不動滝(9:15)→
大杉の広場(9:50/10:00)→武甲山頂1304m(10:45/11:35)→
山頂とシラジクボ中間(11:45/昼食/12:40)→シラジクボ1088m(12:50)→
持山寺跡(13:10/13:30)→シラジクボ分岐(14:00)→生川登山口(14:15)

<天候:晴>

 参加者のうち会員外の逸見治年さんは逸見一恵さんのご主人。ご夫婦で武甲山にはよく登られているとのこと。その逸見さんに車を出していただき、黒澤は秩父で合流。駐車場につくと既に車がいっぱいでしたが、逸見さんは慣れたもので鳥居前横の空き地に駐車。

 準備を整えすぐに出発。歩き始めて20分程はコンクリートで舗装された道を沢沿いに進む。シラジクボへの道と分岐ところで、沢に落ちた筑波ナンバーの自動車が腹を上にしていました。こんな遠くの山の中で車がこんなになって乗ってきた人は大変だったろうな、その日のうちに返れたんだろうか。これが我が身だったらといろいろと心配してしまいました。まもなく舗装道を離れ歩きやすい山道となり10分ほどで不動滝に。ここで数分休憩を取り大杉の広場まで一気に歩く。「大杉」は太くて高くて枝振りも堂々として威厳がありました。

 ここで小休止。ここから山頂まではあと1時間ほどですが、なぜか非常にぬかりやすい道です。逸見さんは武甲山にはよく登られてるとのこと、一週間ほど前にも登ったそうですが、その時も足下はグチャグチャだったとのことでした。天気予報では山行直前が雨の予報でもし降られたらと心配しましたが、予報がはずれ当日も快晴となり道は問題なく歩くことができました。

 山頂に着くともう既に多くの登山者が休んでいました。山頂からの景色はすばらしく、春霞がかかっていましたがかなり遠くまで眺めることができました。うっすらとではありますが浅間山、赤城山、谷川方面のまだ真っ白く雪をかぶった山々がよく見えました。熊谷ドームも肉眼でわかりました。西を見ると長尾根の向こうに小鹿野町の家並がよく見えました。眼下には秩父市街の家並と、荒川が大きく蛇行している巴川。そして今回山行のテーマ「山頂から羊山公園の芝桜を眺める」ことができました。山頂での眺めに40分もの時間を過ごしました。

 山頂付近は人が多かったので、ジラジクボの方へ下って平な所で昼食にしました。シラジクボは武甲山・子持山の尾根を生川・浦山の道が交差する峠。ここからは巻道の下り。途中、持山寺跡に寄りました。ここは長七郎伝説の寺跡で横瀬町の遺跡になっている所です。私は秩父人ですが、この伝説のことはこの時まで知りませんでした。長七郎伝説はインターネットでも調べられますので、興味を持った方はどうぞ。持山寺跡の周りはカタクリの花がたくさん咲いていました。途中何度か林道に出ながら山頂・シラジクボ分岐で登ったときの道に合流、そこから約15分ほどで無事駐車場に到着。ゆったりとした山行ができました。
                            (黒澤記)