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花山行 飛龍山

アルバム

山域山名:飛龍山 2077m
期  日:2011年6月4日(土)
天候:晴れ
参加者:駒崎、新井浩

行動記録:
江南(4:30)⇒ 道の駅たばやま(6:20/6:40) → サヲラ峠(8:30)→ 熊倉山(9:20)→ 前飛龍(10:30)→ 飛龍権現(11:30)→ 飛龍山(11:50)→ 禿岩(12:15/13:15)→ 北天のタル(14:15)→ 三条の湯(15:20)→ サヲラ峠(17:10)→ 丹波天平(17:50)→ 道の駅たばやま(19:10)⇒ 江南(21:50) 

 クモイコザクラとシャクナゲを期待して飛龍山へ登って来ました。後山林道が通行止めのために、遠回りになるが、トレーニングも兼ねて丹波からのコース取りをしました。

朝6:40谷間の日の当らない道の駅たばやまを出発。青空が広がる山間の国道を少し歩き、登山口のフェンスの扉を通り山道へ。新緑が美しい落ち葉の積もった山道で高度をあげ、2時間ほどで明るいサヲラ峠。このあたりは新緑が大変美しく、秋の紅葉もきれいなところだと思います。ここから明るい尾根をミツバツツジを見ながら進むと熊倉山。さらに進み、ブナが出てきてさらに目にも鮮やかな新緑。若者2人がにぎやかに話をしています。話を聞くと目の前を熊が通ったとか。熊鈴を取り出して念のため鳴らしながら登ることにしました。まだ咲きだしのイワカガミにカメラを向け急登が嫌になったころに前飛龍1954mです。展望が良く、登ってきた尾根が見降ろせます。ここから飛龍権現までの間はシャクナゲロード。ほぼ見頃のシャクナゲの間を縫うように登山道が続いています。写真を撮るので計画よりも遅れ気味になるが、花好きにとってはどうしようもない。歩みも遅く、飛龍山に到着。展望が無いので、展望の良好な禿岩に移動し昼食。ぐるっと展望があり、山座同定をするがあやしい。先月登った和名倉山はなんとか解りました。気が付くと正面に富士山が見え、誰かメンバーが滑っているかなと話などをしながら時計を見ると、だいぶ時間超過。あまりにも天気が良すぎてのんびりし過ぎてしまいました。

これからクモイコザクラを探しに出発。探すといっても登山道脇に咲いているはずです。北天のタルに向い、キョロキョロしながら進むと、大きな岩に咲いているピンクの花が目に入りました。ちょうど見ごろのクモイコザクラでした。さらに進んで2ヶ所ほどに群生してるのが確認できました。しばらく写真撮影。以前来た時よりも少なくなっているようですが、花を持たない小さな株がいっぱいありますので、来年以降も見られるでしょう。納得するまで写真を撮って、時刻もすでに14時過ぎ。急いで下山しないと暗くなりそうなので、早足で下山開始。三条の湯を通過し、サヲラ峠への登り返しがキツイ。早足で落ち葉の道をサクサク歩き、長く感じた巻き道も飽きたころにやっとサヲラ峠。朝に通過した場所です。ここですでに17時。登ってきた道を右手に見て、丹波天平へ広い穏やかな尾根を進み、丹波の街に降りて来たのが19時。薄暗くなったころにやっと道の駅に到着。行動時間12時間を超えてヘトヘトになりましたが、充実した花山行になりました (新井浩 記)