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火打山 妙高山

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個人山行報告

山域山名:頸城 火打山 妙高山
期日:2011/09/24(土)、25(日) 
参加者:石川 他1名

行動記録:
24日 5:10自宅=8:55笹ヶ峰登山口(1310m)〜11:50/12:45高谷池ヒュッテ(2100m)〜13:18天狗庭〜13:45雷鳥平〜14:00火打山(2461m)〜15:20高谷池ヒュッテ

25日 6:10高谷池〜7:05黒沢池ヒュッテ(2045m)〜7:45大倉乗越〜9:45/10:15妙高山(2454m)〜11:40/11:55黒沢池ヒュッテ〜14:35笹ヶ峰


9/24 天候:晴れ

 3連休の中日とあって、笹ヶ峰の登山口駐車場は9割方いっぱいになっていた。最初はよく整備された木道の道をゆるゆると行く。標高1600mあたりから急な登山道になり、一汗かくと富士見平となる。黒沢池ヒュッテへの分岐を過ぎ、やっと高谷池とヒュッテが望めるところまで着く。ヒュッテまであと少し。

 ヒュッテに着くとすぐテントを設営、決して広いとはいえないテント場に、もうかなりの数のテントが張られていたが、この後さらに増え、通路もない位の状態となる。

 昼食後、火打山に出発。晴天、湿原の中を気持ちよく進む。天狗の庭を過ぎると傾斜も急になるが、景色を楽しみ秋の風を感じながら山頂へ。山頂ではあいにくガスがかかってしまい、風も強くなってきたので、早々に下山。下山中、また天気がよくなり、ちょっと残念な気分だが、天狗の庭から黒沢岳、三田原山、明日登る妙高山がよく見える。このあと高谷池までのんびりと歩く。

 早めに夕食をとり、夕景を狙いに再び天狗の庭へ行ったが、なかなかガスが晴れず、木道を行ったり来たりしながら暗くなる前にテント場に戻る。この夜は、久しぶりに見る満天の星空。天の川、流れ星、人工衛星・・・しばし夜空を眺める。



9/25 天候:晴れ

 隣のテントからの一晩中絶え間ないいびきに悩まされるも4時半起床。テントのフライシート付いた夜露がばりばりに凍り、畳むのに一苦労する。クマザサにもびっしり霜が降りている。登山道は朝日を浴びて、気持ちよく歩けると思ったら、黒沢池ヒュッテの手前でハデに足を滑らし尻餅をつく。お尻と手が泥んこになる。気にせず、そのまま行くといつしか乾いてしまう。


 黒沢池ヒュッテでテント装備をデポし、軽荷になる。大倉乗越を過ぎると、トラバース道の左手に坪庭のような長助池を見ながら、妙高山への標高差400m強の急登取り付きまで進む。一息入れて最後のがんばりで、山頂へ。お宮に手を合わせてから記念撮影をし、しばらく展望をたのしむ。昨日登った火打山に影火打、焼山、8月に同人で行った唐松、白馬三山、鹿島槍ヶ岳、その奥に剣岳、立山などアルプスの山々、富士山、上越の苗場山の特徴ある姿など文字通り360°の大展望でした。

 この後、黒沢池ヒュッテに戻り小休止する。名残惜しい高層湿原に別れを告げ、ひたすら下って笹ヶ峰に戻った。