熊谷トレッキング同人　国内山行記録

１０年度総会ハイク、御坂黒岳

アルバム

B隊報告
山域山名　御坂山塊、黒岳
期　　日　１２月１２日（日）
参加者　CL軽石、SL新井勇、八木、並木、堀、白根、栗原、逸見、滝沢、黒沢、豊島
　　　　　（A隊、石川、宮田、駒崎、山口、新井浩、木村）総勢１７名

行動記録　御坂トンネル横登山口P(1010m)9:05～御坂峠(1525m)10:50/10:55～黒岳(1793m)12:05/12:10～展望台（昼食休憩）12:15/12:45～板取沢分岐13:40/13:45～トンネル口駐車場14:40＝＝熊谷17:05

　前日総会を滞りなく終了しあくる１２日は御坂黒岳への登山である。早朝から雲ひとつなく、宿から見える富士と真北の黒岳はともにくっきりとし今日の好天が約束されたようだ。

　御坂トンネル入口横の駐車場にはすでに数台が駐車している。９時すぎに年配組のB隊から出発した。トンネル横から樹林帯の中に道がついている。かつての往還道の名残で広く緩やかにつくられていて歩き易い。４５分経過の休憩地でA隊に追いつかれ先行してもらう。明るい広葉樹林に変わるとまもなく御坂峠である。この辺り一帯は戦国の頃山城があった跡らしい。

　尾根道は西に進む。北斜面にかかると雪道に変わりYさん、Kさんの二人は軽アイゼンを着けて後ろからあるくことに。右側の木の間越しに八ヶ岳や金峰から奥秩父の稜線が見え、左は大きな富士の一部が常にちらちらと目に入る。やがて岩場を越えると緩やかになり黒岳の頂上に着いた。

　南に少し行くと好展望地がある。A隊の面々はすでに昼食を済ませていた。３０分ほど前に着いていた由。眼下に河口湖をはさんだ富士は大きく頂上直下の吉田大沢が濃い影をつくりその姿は迫力がある。南アルプスも白く輝いて聖から白峰三山あたりまで見通せた。下山はまっすぐ尾根を南に下った。急坂の連続である。

　ところどころにロープがつけられており慎重に歩を進めた。二つほど小さなピークを越えると広瀬方面とトンネルへの分岐がある。つづら折れの急坂を谷底まで下ると板取沢沿いの道となる。要所に丸太の階段がつけられていた。２~３回渡渉を繰り返すとやがてトンネル内の轟音が大きくなりようやく駐車場が見えてきた。こうして周回コースは無事終了となった。A隊、B隊の皆さんご協力をありがとうございました。（軽石記）