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雨飾山

【個人山行記録】

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山域山名:雨飾山(新潟県)
期日:2012年6月30日(土)荒菅沢雪渓から見た山頂
参加者:石川(単独)

行動記録:
4:15長瀞町自宅=雨飾キャンプ場7:50→8:30ブナ平→9:28 1655m→10:00笹平→10:22/11:00山頂1963m→11:20笹平→12:17荒菅沢・雪渓横断→12:41ブナ平→13:16キャンプ場駐車場
<天候 晴れ>

 梅雨というのに晴れの予報で、思い立って雨飾山へ向かう。雨飾りキャンプ場に着くと、すでに上の駐車場は30台以上の車で満杯で、下の道路脇に止める。すぐに用意して出発する。

  登山口の標高は1160mで、始めに少し下って、沢沿いの湿地帯に設けられた木道を行く。800mほどほぼ平坦な道を歩いて11分の2の標識のある所から登りとなる。山頂までの総距離は4.4kmで400mごとに標識が設置されているのでわかりやすい。

 最初は、前を行く年配のご夫婦、といっても同世代かもしれないが、間をあえて詰めないようにゆっくりと歩く。そうすると、だんだんと登る事が苦でなくなるから不思議だ。最初の休憩ポイントは、周りを大きなブナの木に囲まれた所がブナ平である。

 空梅雨のためか、普段はぬかるんでいるであろう登山道も乾燥気味で、さほど歩きづらい所はない。ただ、雪の重みで折れたブナの枝が何カ所も道をふさいでいる。

 さらに進むと1448m地点で荒菅沢の大きな雪渓となる。山頂方向にそそり立つ岩峰を見上げる。なかなかの景観だ。幅5,60メートルはある雪渓を横断するが、アイゼンを付けるほどではない。その後、登山道が、稜線に突き上げる道となり、徐々に周りの木々も低木になって見晴らしも効くようになり、山頂での人の姿も確認出来る。

 下山してくる早出の人たちとすれ違う。2カ所の木製はしごは渋滞することなく通過し、一踏ん張りで稜線の一角笹平に出る。笹原を渡る風が心地よい。山頂までゆったりとした気分で歩いていける。頂上直下にはカタクリが咲いていた。程なく三角点のある山頂に着いた。
左から焼山・火打山・金山
 天候も安定していて、360°の展望を堪能する。ゴツゴツした焼山と手前になだらかな山容の金山が迫る。北アルプスから、日本海までよく見える。

 お握りを食べ、稜線からの景色をかみしめながら下山する。帰りに登山口すぐ下の小谷温泉山田旅館に立ち寄り汗を流した。