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サルとヘビとの遭遇−八海山・山菜採り



山域:八海山スキー場(新潟県)
期日:2012年5月31日(木)
参加者:CL藤井、八木、並木、堀、白根、川辺、相澤、瀧澤、大嶋、高橋武子、豊島、黒沢、渡辺、高橋仁(14名)
行動記録:熊谷7:00=本庄IC=六日町IC=八海山スキー場駐車場10:15/10:30→山菜採り→駐車場13:30=六日町へぎそば(昼食)=塩沢IC=本庄IC=熊谷

越後三山の八海山麓のゲレンデが採集場所だ。以前、4月に来た時はふきのとうが採り放題だったが、今回はふきのとうは終わって、ワラビが出ているだろう。

ゴンドラ駅の駐車場から、それぞれがゲレンデに分け入る。ところが、なんと、すでにワラビを袋にいっぱい詰めて下りてくる何組かの人がいる。地元の人だろう。下の方はすでに採られてあまりない。それでも探せば採り残しが見つかるだろうと、気を取り直して林道から斜面に入る。ススキが雪で押されて敷き詰めたようになっていて滑りやすい。

中腹辺りまで採り進むと少し飽きて来たし、時間はあるので林道を上まで登ってみることにした。しばらく登ると、林道の傍の斜面に立派なワラビがたくさん出ているではないか!ここまで登る人は少ないのだろう。最初から上に登ればよかったナ!

突然、林道下の杉の枝がガサガサと揺れた。まさか熊では?と思いそっと見ていると、枝から下りて来た猿と眼が合ってしまった。猿はそのまま藪の中に消え、ほっとして歩きだすと今度は、道の真ん中でシマ蛇が日向ぼっこをしている。「しっ、しっ、どいてくれ」というと面倒くさそうにのろのろと端に寄ってくれた。山頂駅の下のロッジまで来ると再び猿に遭遇。今度は親子連れも含めて10頭くらいの集団だ。警戒心が無いようで(警戒心を持ったのはこちらの方か!多勢に無勢だから)私と着かず離れずの距離でゲレンデに移動して草の新芽を食べている。

ロッジの下からの景色はなかなかだ。天気が良いので巻機山がきれいだ。下の方でワラビを探している仲間たちがポツポツと小さく見える。軽く腹ごしらえをして下ることにした。ここも立派なワラビや少し開きかけているが山ウドがたくさんあるので、適当に採りながら下る。

 ゴンドラ駅には、山菜を持ったメンバーが三々五々集合。途中、六日町のへぎそばと天ぷらを腹いっぱい食べて帰路に着く。いろいろと楽しい一日でした。(高橋仁記)





 雨の降り出しそうな曇り空の中、本庄児玉インターより関越道に乗る。前方の山々は全く見えない。長い長いトンネルを抜け越後に入ると晴れ間が覗く。

 先日下見した岩原スキー場は、ほとんどAさんがワラビを取り尽くしたので今日はまだ出ていないだろうとの事。

 越後八海山は普寛霊神が開山した「御嶽五山」の一つである。毎年9月に講で山麓の八海尊神社と八海神社に参拝して、八海会館で山ゴボウ入りのそばを食べて、天気の良い時には、ロープウェイで山頂に行き、越後平野の米所を眺め、里の酒屋さんで清酒「八海山」をお土産に買い求めるのだそうな。

 山麓駅で身支度をして、何グループかに分かれて出発する。内、5人は山麓駅の左側のゲレンデに思い思いに向かう。淡いピンクのハニウスギの花が風に揺れながら出迎えてくれる。はじめはどれがワラビか同じ色をしていて見分けがつかない。登るにつれて目も慣れて、袋に2本、3本と入れる。八峰を右に見ながら行くと、上に3,4人の先客がいた。どおりで細いワラビしかないわけだ。日差しが強くなり、目に汗がしみる。一休みして水を飲み周りを見ると誰もいない。振り返ると、遠く苗場山が霞んで見える。

 2009年から4回目の山菜採り参加だが、今回は主にワラビを収穫した。今まで帰路にそば屋さんに2回、温泉に1度立ち寄った。今年はどっちかなと思いながらゲレンデを下った。(白根記)





6月例会学習「山菜を食べる」感想    


熊トレ恒例の山菜とりと、川辺邸での山菜料理と手打ちうどん・そばを食べる例会です。
5月31日に新潟県八海山スキー場に山菜採りに行き、6月2日の例会ではその山菜を料理して、川辺さんが用意した手打ちうどん・そばと一緒に頂きました。

山菜のワラビ、ウド、オカトラノオなどと、庭の柿の葉、畑のさやエンドウなどを天ぷらや包み揚げにして、どっさり用意しました。説明を聞きながら写真を撮ったり、ひとつひとつ味見をしたり、みんなでわいわいと美味しく頂きました。オカトラノオは初めて食べてみましたが、少し酸味があり結構おいしかったです。柿の葉は話には聞いていましたが実際に食べたのは初めてでした。柔らかく、くせも無く美味しかったです。

早くから料理の準備をして下さった女性陣の皆さんや、うどん・そばの準備をしていただいた川辺さんに、改めてお礼を申し上げます。(高橋仁記)