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初夏の稜線漫歩―霧積温泉から鼻曲山


         
山域山名 : 上信国境 鼻曲山
期   日 :2012年6月10日(日)

参 加 者 :(L)軽石、(SL)新井勇、八木、並木、堀、白根、栗原幸、(会計)逸見、高橋武、渡辺、相澤、(記)高橋仁、木曽 (13名)

行動記録 :熊谷市役所6:30―霧積温泉駐車場8:15/8:30―十六曲峠9:30―鼻曲峠11:30―鼻曲山頂12:00/13:00―霧積温泉駐車場15:10―峠の湯―熊谷

<天候:曇り>

松井田妙義ICを降りR18号、旧道を経て霧積温泉に向かう。きりづみ館の駐車場に車を置き、春蝉の鳴き声がにぎやかなホイホイ坂を登ると金湯館への林道に出る。少し先に登山口の標識がある。雨水に削られた溝のような道は、やがて落ち葉の積もった道になり十六曲峠への分岐に至る。天気は持ってくれそうだが、展望はきかない。緑の中に山ツツジが赤い彩りを添えて眼を楽しませてくれる。30数年前の冬、金湯館に泊り鼻曲山を越えて軽井沢に歩いたことがあるが、ほとんど覚えていない。

矢車草、舞鶴草、トリカブト、ミツバツツジ、ヅミ、マムシ草、延齢草、銀竜草、下野草・・・。みんなで道端の草花の名前を、あれやこれやとにぎやかに確認しながらの稜線歩きを楽しむ。ロープが張ってある天狗坂の急な登りを過ぎると、開けてのんびりとした感じの鼻曲峠だ。再び急坂にかかり、ミツバツツジ、ヤマツツジ、そしてレンゲツツジを見ながら登ると、鼻曲山頂に飛び出す。ここは大天狗。少し西の子天狗に移動して昼食タイム。

ここは開けて北に浅間隠山、南に軽井沢の街並みが見えるが、残念ながら浅間山は雲で見えない。去年登った、浅間隠山の時もガスで見えなかった。浅間は熊谷からはきれいに見えることが多いのに、近くで見ようとすると恥じらってしまうのか、なかなか見せてくれないようだ。

お湯を沸かしてそれぞれに好きな飲み物を作る。差し入れのフルーツ、漬物、飴、煮物、etc.と、次から次へと回ってくる。食べるのが忙しいくらいだ。(いつもごちそうさまです!)おなかが一杯になって、帰り支度。来た道を引き返す。下りは早いテンポでどんどん進む。短い休憩を取っただけで駐車場に到着。

きりづみ館はすでに廃業していて入浴できないので、横川の「峠の湯」に寄ることにして出発。峠の湯はまだ新しい大きな建物だ。汗を流し、ゆったりと露天風呂に浸かってから熊谷に向かう。 (高橋仁 記)