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「剣岳」

【個人山行記録】

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山域山名:剣岳早月尾根
日付期日:2012年7月22日(日)
参 加 者:新井久夫
行動記録:登山口(4:47)→早月小屋(7:17)→頂上(9:11〜24)→
     早月小屋(11:00)→登山口(13:06)
〈天候:曇り、晴れ、曇り〉

 全国的に天気悪く、鳥海に行こうか思ったが遠すぎ。猪熊さんの「山テン」と「ウエザーニュース」のゴルフのを見たら立山、剣は日曜日の午前中だけ晴れ。「山テン」を信じ猫又山でも行こうかと、もし天気悪ければトレーニングで早月尾根と考え出発。

22:30頃馬場島到着。ビール1本飲んで就寝。3:45起床。準備して白萩川に向かう。何とゲートが閉まって居る。5月の連休の時は空いて居たのに。此の時点で猫又山は諦めて早月尾根とする。下山後馬場島荘の方に聞いたら「今年はもう開けないそうですよ」との事でした。

 少し明るくなって来た早月尾根を登る。杉の巨木が素晴らしい。快調に進む。振り返れば今日登る筈だった猫又方面が見える。大ブナクラ谷、小ブナクラ谷。

 1000mの地点で真正面に大窓。未だ雪は豊富。来年は是非行きましょう。1800mを越えると段々ペースが落ちて来た。矢張りデカイ山に登らないと駄目だね。2000mを越えて池の処に大量の雪が残って居た。其の先は土砂崩れで木が倒れている。先に進むと登山道が付け替えられている。左をグルット回って岩の間を登る処だが尾根筋を直上する様に。木が切り倒されて居て相当苦労した模様。小屋の方御苦労様でした。

 其処を乗り越え漸く早月小屋。小屋の周りにも大量の雪が。2〜3人でドラム缶をひっくり返して居た。先を急ぐ。此処から先も登山道が1ケ所付け替えられていた。相当の土砂崩れが有ったんだろう。

 登って居ると段々晴れて来た。天気が良いと最高だね。小窓尾根もバッチリ。奥大日方面も良く見える。しかし草臥れて中々ペースが上がらない。

 鎖が矢鱈着いて居る。2年前より増えたね。綺麗な鎖だから今年か去年付けたのかな。目印用に付けたのかと言う位沢山有る。地味に登って居ると別山尾根を合わせて頂上へ。剣沢の小屋も見えました。雪だらけの中に建ってた。

 頂上は人だらけ。凄い混雑。山ガールが半分位の感じ。早月と違って明るい。長次郎が剣沢に入る処を見ると雪。本当に今年は残っているね〜。

 午後は天気が悪くなるそうなので、お握り2個食べてサッサと下る。しかし長い。2200mの標高差は。登る方が楽だね。疲れて花の写真を取る度に休憩。

途中土嚢を設置して居る方が。聞けば土嚢は1ケ月で腐って仕舞うとの事。御苦労様です。しかし新しい土嚢10個以上有りましたけど。あれを背負って早月登って来るなんて・・・。物凄い方ですね〜。

漸く登山口に到着。車で片付けして居ると雨。天気予報当たりますね~。猪熊さん凄い。
 本日も天気に恵まれ120%でした。まあラッキーの一言です。