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雁ケ腹摺山・蛾ヶ岳

アルバム

山城山名:山梨県雁ケ腹摺山・蛾ヶ岳
期日:2013年11月16日(土)〜17日(日)
参加者:CL 新井、SL大嶋、堀、高橋、逸見、並木、高橋仁、須藤俊

行動記録

11月16日(土) 熊谷市役所(6:30)→大峠(9:50)→雁ヶ腹摺山(11:15)→大峠(12:55)→ワイナリー「ぶどうの丘」(14:10)→四尾連湖水明荘(16:00)
11月17日 宿発(8:00)→大畠山(8:40)→西肩峠(9:25)→(蛾ヶ岳(9:50)→駐車場(11:40)→熊谷市役所(15:15)

<天候:16日、17日共快晴>

16日予定通り6時半に熊谷市役所を出発した。中央高速との合流地点から混みだし談合坂SAを出発したのは8時50分であった。地表近くの霧は今日の好天候を保証している。渋滞の中大月ICで高速をおり、冬姿に近づいた大峠に9時50分に到着した。大峠には鍵のかかったフェンスがあり許可車以外は先に行くことが出来ない様になっている。駐車場は1台のみ分空いており1台は路上駐車、身支度を整え丁度1時間遅れの10時に皆元気に出発。雁ヶ腹摺山の名前は、この峠を雁が腹を摺りながら越えて行ったのがその由来らしい。

傾斜は大した事はないが前日の雨と霜柱の影響で足元が良くない。そんな中、途中に城壁の様な岩。人為的に組まれた石垣だと思ったら、岩が自然に割れたものだった。そして山頂直下は更にグチャグチャで側帯の枯れた草むらを歩く始末であった。11時15分無事頂上に着く。振り返ると500円紙幣の逆光気味の富士山が頂上に浮雲を抱え、歓迎してくれた。水溜りを避け昼食、小さな雲が太陽を遮ると寒さを感じる。記念撮影し11時55分に下山開始。遠くのカラマツに光が当たって黄色が美しい。足元に注意を払いながらも、楽しいお喋りの中、歩を進め12時55分に下山。13時10分に2台の車は勝沼の「ぶどうの丘」ワイナリーに向かって出発、20号線経由で14時10分に目的地に到着。足取りも軽く試飲を楽しみ(ドライバーさんスミマセン)に受付へ。しかし試飲は有料で1100円/人との事。この金額なら一本買えるという事で断念(無料試飲なら小さいワイナリーの方が可能性が高いかも)。数人がワインを購入し紅葉が盛の勝沼に別れを告げ四尾連湖の水明荘に向かって14時50分出発。夜の楽しみを調達し、16時丁度に湖畔の宿に到着。宿の勧めもあり紅葉に囲まれた四尾連湖を15分程で一周。湖畔にある宿管理キャンプ場ではテントとダウンを着て夕食の準備の人たちで週末故か結構賑かであった(寒い中、関心)。6時の夕食まで部屋で途中で買ったものや持ち寄った物で楽しい時間を過ごし(高橋仁さんが名句を披露)、夕食、風呂で8時には就寝。

17日6時起床。今日も快晴。7時から朝食を揃って頂く。8時に車で登山口に移動し全員記念撮影。宿の説明では蛾ヶ岳は武田信玄の館から見て正午になると太陽が丁度この山の真上にくるので昼ヶ岳と呼んでいたようだがいつの間にか変わったとの事。8時10分登山開始。今日も快晴の元、快調に登る。傾斜は緩やかで泥濘は無く歩きやすい。道には色々な落ち葉が積もっている。8時40分大畠山に到着、小休止。しばらく平坦な一部馬の背もある尾根筋を歩く。葉を落とした木々越しに白く輝く南アルプスが見える。9時25分六地蔵が祀られた西肩峠着、小休止の後最後の比較的急な坂を登り9時50分蛾ヶ岳頂上に到着。右手に大きな富士山、正面には甲府盆地の向こうに秩父山塊、その左に八ヶ岳、更に左手には北岳に始まる南アルプスが雪を被って輝いている。足元には四尾連湖が紅葉に囲まれ小さく見える。皆その美しさに興奮し写真を撮りまくると共に体験を語り合った。次々に登ってくる他メンバーも感激していた。お茶と記念撮影した後、秀景に別れを告げ10時30分下山開始。山道の落ち葉を踏みしめお喋りと共に快調に下り、11時40分に下山した。今回我々が歩いたルートはトレイルランコースにもなって居ること、その為に管理には注意していると下山後駐車場管理人から聞いた。納得出来る話であった。安全で比較的容易に登れ、天候に恵まれれば秀逸な展望を楽しめるので家族連れには最適な山である。12時丁度、熊谷に向け出発、途中の境川SAで昼食、15時15分に熊谷市役所に渋滞に巻き込まれ事も無く到着した。

富士山を愛でる為に必須の天候に恵まれ、富士山を始め多くの景色、自然を堪能した2日間であった。                                (須藤記)