熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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丹沢・大山


日  程 平成25年3月10日(日)
参加者 CL軽石、SL大嶋、八木、並木、堀、栗原幸、逸見、渡辺、相澤、黒沢、駒崎、木村
行動記録 バス停大山ケーブル9:50〜追分駅10:40=ケーブルカー=下社駅10:50〜女坂
     〜下社分岐11:45/11:50〜990m地点(休)12:20/12:25〜ヤビツ峠分岐12:36
     〜大山山頂12:55/13:45〜下社分岐14:25〜阿夫利神社15:00〜下社駅15:20=
     =追分駅15:30〜バス停15:40=伊勢原駅16:30

 前日に続き5月並みの夏日が予想される好天の日、12人が伊勢原駅に着いてまず人の多さに驚く。いたるところに「大山登山マラソン」の幟が立ち並び、係員や警察官、ボランティアがやたらに多い。しかもあと30分ほどでスタートらしい。我等と同じ道を走るとも思えないがともあれバスのほうが先に走り出した。こちらも満員である。

 参道を歩き出すとバカ陽気に皆上着を脱ぎだした。江戸の昔から大山参りで賑わいを見せる参道ぞいには旅館や土産物店が並び、茶店のまえには豆腐料理のお品書きが目につき名物の様子がわかる。ケーブルの追分駅までは階段が連続し100m近く登っただろうか。

 往復券を求め列に並び乗車、下社駅まで標高差300mを数分で到着した。阿夫利神社参道広場は登山マラソンのゴール地点のようだ。待ち構える関係者でごった返している。茶店で豆腐の買い物を済ませ、神社への階段を上っていると後ろのほうで歓声が沸きトップの選手がゴールしたところのようだ。遠目にそれを見やり、いかに我らがのんびり歩いているかわかろうというものだ。なにせ駅から走ってきた人のほうが早いのだから。

 ついでに神社に参拝しようやくこちらがスタートとなった。登山道は何本かあるようだが急な階段の本道を避け、ゆるい女坂コースで上ることにする。ハイカーがとても多く小さな子供を連れた若い家族が目立つ。しかし、歩きやすいと思ったのは最初のほうだけでそのうち不揃いの石の階段道になった。広い道は両側がえぐれていてU字型になっていた。相変わらずごろごろ石で歩きづらい。

 男坂との分岐をすぎ、ようやく行程の半分の辺りで休憩地の富士見に着き一休す。1時間前から風が強く冷たくなってきて天気の変わり目とわかる。富士山は見えなかったが丹沢、三ノ塔のピークが良く見えた。ヤビツ峠の分岐を過ぎると緩やかになり阿夫利神社の建物が見えるようになった。大山の頂上である。たくさんのハイカーが憩っていた。何人かがビールで乾杯した。また、先ほど求めた豆腐を一皿ずついただいた。Kさん、Hさんが醤油やネギなど薬味と皿を持参して下さった由、また、ゴマ味の団子も馳走になりそれぞれが誠に美味なり。熱いコーヒーを飲み満足したところで下山とした。

 集合写真を撮ったころは辺りに人影がなくなり静かになっていた。分岐からは男坂を下った。石が多く急で確かに歩きづらい。小雨が落ちてきたが濡れるほどではない。下社参道広場の茶店で全員がそろうまでお茶のサービスを受けたりしたあと、ケーブルカーで下った。三々五々、参道沿いの土産物店前を素通りしバス停に着くも発車直後でしばらく待つはめになるなど、駅に着いてからも連絡が今ひとつ、なおかつ午後からの強風でJRのあちこちで不通になるなどの余波を受け、予定よりだいぶ遅れたがまずまずの電車山行でした。(軽石記)