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奥多摩・水根沢 沢登り

  
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山域山名:奥多摩・多摩川水系、水根沢谷(東京都)
期  日:2014年7月20日(日)
参 加 者:L浅見 宮田、栗原聡、栗原昌(計4名)

行動記録:北本(4:00)=圏央鶴ヶ島=日高(4:40)=水根駐車場(6:15)→水根沢入渓(6:30)→半円の滝(11:00)→水根沢林道下降→水根駐車場(11:40)
<天候:曇り時々小雨>

 当初の予定では、19日(土)に那須井戸沢に行く予定でしたが、梅雨明け前の豪雨が予想されたため20日(日)の午前中にサクッと沢登りを楽しもうと、奥多摩水根沢に変更しました。

 早朝の圏央道、青梅街道を快調に走り、奥多摩湖畔の水根バス停前無料駐車場に到着、30台ほど止められそうな広い駐車場に我々だけ。ゆっくりと沢支度をして出発。水根駐車場まで10分ほど舗装道路を登っていく。キャンプ場と数件の民家がある水根の集落を過ぎて、入渓点は150m先という看板に従って、駐車場から15分で入渓。アクセスの良さに驚く。すぐに滝とゴルジュがあらわれ楽しめる。こんなに近くて楽しい沢に何で今まで来なかったのだろうと思った。

 ガイドやレポートでは、登れる滝が続くとあったが、梅雨明け前のこの時期は水量が多く、滝に容易に取り付けない。泳いだり、巻いたり、沢登りの楽しさを堪能できた。2段10mの滝を含む連瀑帯でははじめ右岸から小さく巻こうとするが、奥に見える10mの滝の水流が激しく、あきらめて左岸の高巻きに変更。少し戻ったところから残置ロープのある岩場か踏み跡のある樹林の中か迷ったが、樹林の方が安全に見えたのでそちらを選択。しかし木はあるとはいえ、かなりの急斜面のトラバースなので30mロープをフィックスして通過した。最後は15mの懸垂下降でゴルジュの底に降り立った。

 ここからしばらくワサビ田や作業小屋がある穏やかな地形となり、やがて半円の滝があらわれる。この頃から雨が降り始める。水量が少なければ両手両足の突っ張りで登れると聞くが、今日は無理。水流の左側を登って遡行終了とする。ここから左岸の急斜面の踏み跡をたどり5分ほどで登山道に出る。歩きやすい登山道を約30分で水根の集落に戻ることができた。雨も上がって、予想以上に楽しい沢登りとなった。

 真夏の暑い日に、手軽に大人の水遊びができるお薦めコースです。また、行きましょう
                                  (浅見記)