熊谷トレッキング同人 国内山行記録
トップ 海外トレッキング 国内登山 山スキー 入会のご案内 お問い合わせ

 火打山〜焼山縦走

アルバム  
    

山域山名:火打山、焼山 (新潟県)
期  日:2015年7月25日(土)〜25日(日)
参 加 者:新井浩、駒崎
行動記録:
7/25(土)江南(5:00)=笹ヶ峰野営場(8:40/9:00)→富士見平(12:13/12:30)→高谷池(13:35/14:25)→天狗の庭(15:00)→高谷池テント場(16:15)
<天候:晴れ>
 計画当初は、お花の時期に金山から雨飾山を考えましたが、妙高小谷林道が通行止めとわかり、以前より気になっていた火打山の先に行く事にしました。二日目の行程が長いので水を持つ為、テント装備はなるべく必要最小限としました。
 笹ヶ峰登山口駐車場は満車でその下のキャンプ場へ車を止める。登山口から樹林帯で富士見平までくると開けてきたので休憩。休憩中アサギマダラが回り飛び交い肩とかに止まる。(テント場でもいました。)今日の行程は短いのでゆっくり進み高谷池に到着。キャンプ場の水場は小さな子供たちが水遊びをしていて賑やかです。回りは地塘がありハクサンコザクラ咲いていてきれいです。 
 テントを張り休憩、天気が良いので、天狗の庭まで散歩する。コバイケイソウの群落が見事。登山道は雪渓で埋もれているところがある。日が暮れると寒くなりました。


7/26(日)高谷池ヒュッテ(4:45)→火打山(6:35/6:45)→焼岳(10:10/10:30)→富士見峠(12:00)→杉野沢橋(16:20)→笹ヶ峰野営場(17:15)
<天候:晴れ>
 朝食を簡単に済ませて、テントをしまい出発すると、空が少し赤く染まり始まります。昨日まで歩いた天狗の庭を過ぎ、少し登ると雷鳥平にでる。キャンプ場の子供たちの賑やかな声がする。頂上へ行ってきたとの事。視界は開けてマルバタケブキ、オタカラコウ、ヒメシャジンなどのお花畑の先に北アルプスがみえる。さらに登るとウサギギクの群落、そして頂上。360度の展望を楽しみ、裏火打山へ向かう。
 なだらかなお花畑の丘のようで山頂は、はっきりしないが、コバイケイソウの群落越しに山々が見え、まるでアルプスのハイジ的。ここから見る火打山は円錐形でりっぱです。
 下り始めると少し煙をあげた焼山と金山が現れる。急降下するとヌルイ沢上に着く。沢すじはまだ残雪でつながっている。この辺りの登山道は草薮状態だが、登り返して焼山上部になると溶岩のザレ場になり上り詰めて右に行くと水蒸気の噴火口、ちょっとのぞく。左へ行くと山頂となる。展望を楽しみ金山方面へ下山。
 下りはザレていて、岩場で少しルートミスして戻る。ここの岩はもろくて崩れやすいので要注意。下りきるとトラバース道になり樹林に入る。標識のない分岐(ここが泊岩避難小屋へ行く道?)を左へ行く。泊岩がわからず進むと、オオサクラソウを見つける。
少し行くと糸魚川登山口と富士見峠への分岐になり、峠へ。金山を右に見て少し登り小尾根を下る。この辺りからは雪渓が多くなり、雪解けの花々が咲いている。道も刈られていて(1週間前に刈ったそうです)歩きやすい。沢まで下ると沢沿いの道になり渡渉を何度か繰り返す。その2回ほどは靴のまま渡ることになる。(A氏は石伝いで濡れず) 堰堤まで来ると広い整備された歩きやすい道になり、登山口の野営場に戻る。
 花が多く、展望が良いルート、特に裏火打山から焼山が思った以上でしたが、暑くて水分を多く摂る必要や雪解けで水量が多めなどを考えると、秋の方が良いのかなと思いました。                                (駒崎記)