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三頭山  〜 奥多摩三山の最高峰 〜

アルバム  

山 域: 三頭山1531m(奥多摩)
日 程: 2015年11月22日(日)
参加者:L駒崎、新井浩、木村、高橋仁(記録)
行 程:  
東松山(駒崎宅)5:00⇒檜原都民の森6:50/7:35→鞘口峠7:55→展望台8:50/9:05→三頭山東峰9:10→中央峰9:13→西峰9:20→ムシカリ峠9:30→避難小屋(昼食)9:36/10:55→ムシカリ峠11:00→三頭ノ大滝11:30/11:40)→都民の森12:05/12:30⇒数馬の湯⇒12:45/13:55⇒東松山16:05
      
奥多摩三山(三頭山・御前山・大岳山)の最高峰から笹尾根を浅間峠まで縦走する計画で、檜原都民の森へ向かう。ところが、圏央道あきる野ICから檜原村へと行くにつれて、霧が細かな雨に変わってきた。登山口の都民の森駐車場は、到着が早すぎて閉門中。開門待ちの車が行列になり、管理人が定刻より早く門を開けてくれた。雨の量が微妙に増えて来たので、ザックカバーを付け、雨具を着て歩きはじめる。
森林館を通り、鞘口(さいぐち)峠から三頭山へと登る。三角点(東峰)手前の展望台で雨宿りしながら小休止して、最高点の中央峰、御堂峠から西峰と移動してムシカリ峠に下る。三頭山は、山頂の三つのピークを三頭山と云う説や、三つの祠(三堂山)→御堂山→三頭山と云う説などの諸説があるらしい。晴れると富士山をはじめ、三ッ峠や御正体山、扇山、大岳山、御前山などを望めるはずだが、今日は何も見えない・・・。
さて、山行計画ではムシカリ峠から更に南東にのびる笹尾根をずーっと浅間峠まで縦走をすることになっていたが、全く展望が無く、シト降る雨の中でメンバーのモチベィションは右肩下がり・・・。三頭山頂に着くころには、「ムシカリ峠から下り、三頭ノ大滝を見て都民の森に戻り、数馬の湯に浸かってから帰る」と云う暗黙の合意が、なし崩しに形成されていたので、リーダーも渋々決断して、笹尾根縦走は天気の良い日にリベンジすることになった。

ムシカリ峠のすぐ先のログハウス風の避難小屋で湯を沸かし、早めの昼食を食べ、のんびりしてから下山開始。こんな天気でも登って来る人は多く、次々とすれ違う。さすがに東京の山は人も多いし、特に若い人や家族連れが多い。東京都の潤沢な財力のお陰か、駐車場、登山道、展望台などが、過ぎるほどに整備されて、三頭ノ大滝を見るためだけの立派な吊り橋まで架けられている。
あっけなく都民の森に着くと、駐車場は満車状態になっている。八王子、多摩、練馬などの車が多く、三頭山が地域の住民に愛されていることが うかがえる。数馬の湯は、40年くらい前に浅間尾根を縦走して数馬に下りたが、バスの時間が無くて立寄れなかった。今は大きくて立派な建物になっている。計画変更で余裕があるので、ゆったり湯に浸かってから帰る。(仁)