山域山名:奥多摩川苔谷&本仁田山、御前山(東京都)
期 日:2003年9月6(土)〜7日(日)
参 加 者:
9/6 沢登班 CL大嶋 SL石川 SL宮田 新井、須藤裕、駒崎、杤原
尾根班 L川辺 豊島、木村
9/7 沢登班 CL浅見 SL安藤 豊島、大山、木村、諸貫
尾根班 CL宮田 SL杤原 川辺、大嶋、石川、須藤裕 (参加者計14名)
行動記録:1日目沢班報告
杤原 茂樹
9/6 氷川キャンプ場(9:00)=川乗林道入口ゲート(9:15/9:50)→細倉橋(10:35/11:05)→長滝(11:40)・・・(12:00〜小休止)・・・百尋の滝(13:10/13:50)・・・細倉橋(14:25)
日原川川苔谷を百尋の滝までの遡行である。林道の工事関係者に車両の乗り入れを禁止されたため、入口ゲートから歩くことになった。工事区間のダートを残し舗装された道を、細倉橋まで進む。
細倉橋の手前を左岸から入渓。水量は平均的らしく、予定した箇所でのへつり、泳ぎ、高巻き等を繰り返した。薄曇りではあったが、清流の冷たさは気持ちよく、濡れた衣服も程なく乾いていった。ガレ場が出てきたところで、遡行も終了である。高巻きし、奥多摩でも有数な美しさと称される百尋の滝に到達した。
この滝はかつて上下二段あったが、右岸側壁の崩落で下段は埋まってしまったらしい。それが先程のガレ場である。
行動記録:2日目沢班報告
大山 礼子
9/7 細倉橋/入渓(9:00)→入渓より3個目の滝(10:20)→沢の最終地点(12:20)→百尋の滝(12:30)→細倉橋(13:10)
前日よりの合宿に1日遅れて合流することとなり、後発3名にてキャンプ場へ向かう。奥多摩に入ると霧雨が降り始め天気を心配する。キャンプ場では前日から合宿に参加していた人達がテントを撤収していた。今回の合宿に幕営技術習得というのも含まれていて、テントに参加できなかったのは本当に残念だった。
尾根班と沢班に別れ、沢班の私達は、山道のゲートをくぐり細倉橋まで車を入れて入渓する。個人的には3度目の沢登りなので、緊張していて歩き始めの頃は水の冷たさもさほど感じず、水の中の不安定な足元に集中して進む。心配していた天気も雨は降りそうにない。だんだん水量が増し、腰まで浸かるところもあり身体が冷えてくるが、岩をへつる箇所などが現われるとその寒さも忘れてしまう。何度か越えられない箇所があり高巻くがすぐに尾根に出られる。越えられそうな滝はロープを出してもらって越え、足の届かない深さのところもロープに助けられて泳ぎながら(?)必死に何とか越えてゆく。肩まで水に浸かる場面もあり行程は短かったが、やっている事は初めての事が多かった。
沢が終わり10分くらい先に行くと、百尋の滝に着く。見事な美しい滝が山の奥にあってビックリ。冷え切った身体を百尋の滝の水で沸かしたコーヒーで温め下山する。下山途中、山道から沢を見下ろす事が出来る。沢を見ながら充実感でいっぱいでなんだか嬉しかった。
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