山域 奥秩父山塊 金峰山・国師ケ岳・北奥千丈岳
期日 2004年10月6・7日 一泊二日
参加者 CL新井、高野、八木、並木、SL川辺
行動記録
10/6 熊谷6:00−東松山1C−勝沼1C−大弛峠10:15−大弛小屋10:30/11:15−夢の庭園11:30/11:50−三繋平−北奥 千丈岳12:35/12:45 国師ケ岳13:OO/13:20−大弛小屋14:20
10/7 大弛小屋7:00−朝日岳8:50/9:00−金峰山10:15/11:30−朝日岳12:50/13:00−大弛峠14:15/14:25−R140経由 熊谷着18:10
予定していた4・5日の前日3日朝から雨で、4・5日は大雨の予報なので、急遽6・7日に延期することとした。結果として、4・5日は大雨が降り続き、6・7日は天候に恵まれた。延期したので参加者も5名(2名減)となった。
熊谷を予定通り出発し、入間ICで八木さんと合流し渋滞もなく大弛小屋に到着した。登山開始前に、小屋の青年が「木の階段が狭いところあり、滑りやすい注意して下さい、先日落ちた人がいます」とのこと。風があり、遍くはないがガスがあり見晴らしは利かない。しかし木道があり、階段があり歩きやすい。15分ほど歩いて夢の庭園に到着、大きな石が連なり少しある土の部分に木のベンチがある。風があり、ガスぐんぐん上がってくる、寒いが腰をおろして昼食をとった。そこそこに登山開始、登山道の左右に背丈のあまり大きくないシヤクナゲの木々が目立った、季節には美しい花が堪能できるでしょう。北奥千丈岳・国師ケ岳ともにガスのため見晴らしは利かず、証拠写真を撮って下ることにした。
六弛小屋は全ての面で予想した以上に良かった。同宿者はさいたま市の4名と相模原市の1名で、ストーブを囲みひととき交流をもった。
2日目の7日は快晴で月・星がクッキリと美しく明け方の空を飾っていた。7時金瞳山を目指して出発。オオシラビソ、トウヒ、コメツガの樹林をゆっくりと登る。樹林が途切れるところがあり、まじかの富士山の眺めが素晴らしく、ポイントを探しながらシャッターをきった。樹林のなかをすすむと、突如木々が枯れているところがある、狭い範囲ではあるが、数十本から百本ほどは枯れている。不思議な感じで通過した。頂上までに、このように枯れているところが、何カ所もあり、一緒に歩いていたNさんに話しかけると、「かぜの通り道なのかな」と言う返事、その根拠もわからないままにモヤモヤが残った。金峰山頂は大きな岩が積み重なり、360度の展望が楽しめた。南西の方向では「あれが北岳、そのとなりが間の岳。赤岳も」と過日登山した山だから親近感をもって眺めた。北西方向では浅間山の噴煙がみえ、妙高、火打もみた。東の方向では、昨日登った北奥手丈岳・国師ケ岳が間近に見えた。大パノラマを楽しみながら、温かいお茶をつくり昼食をとった。ゆっくりと至福の時間を楽しんでいると、瞼がゆるみかける、Tさんはお腹をなでながら「満足マンゾク」という。下山もゆっくりとくだり、無事登山口に到着。 (川辺記)
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