山域山名:西上州・二子山(埼玉県)
期 日:2005年12月11日(日)
参 加 者:統括L浅見
Aパーティ CL軽石 SL宮田 八木、並木、吉田、豊島、森川、石川、須藤裕、木村
Bパーティ CL新井 SL南雲 白根、川辺、逸見、高橋、滝沢、栃原、木下 (計20名)
行動記録:坂本登山口630m(9:45/10:05)→ロープワークトレーニング(10:25/11:10)
→股峠965m(11:45/昼食/12:10)→二子山西峰山頂(12:50/13:20)→股峠(14:15/14:35)
→坂本登山口(15:25)
同人第10回総会は、国民宿舎「両神荘」で12月10日午後から開催し、宿泊しました。翌朝はさすがに秩父の山奥は寒くて、車は真っ白に凍り付いていました。
宿舎を午前9時に出発して、坂本集落の上、林道入り口の二子山登山口に車を止めました。各人テープスリングを身体に結びカラビナを付けて、出発準備をしました。参加者を2つのグループに分けて、時間差を付けて出発しました。
100mばかり登ったところにロープを張って、トラバースの確保・スリングで確保しながらの登はんの練習をしました。その上は落葉した葉をカサカサと踏みながら明るい登山道が続いています。
股峠には11時45分に到着しましたが、北斜面は先日降った雪が残っていました。日は照っていますが寒いです。ここでお茶を沸かして昼食にしました。登山者もかなりいて次々に登っていきます。
昼食後全員で西峰をめざしましたが、頂上直下の急登りの所はロープを垂らして上から確保しながら登りました。1165mの西峰山頂には、12時50分に全員が到着しました。山頂からの展望は両神山が目前に立ちはだかり、はるかに三峯山、雲取山、浅間山、榛名山、赤城山などが望めました。また、石灰石採石のために削りとられてしまった叶山が、痛々しく見えます。
恐い登山道が苦手な仲間は、ロープで確保をしてもらってとても安心して登れたそうです。「二子山は恐いところだと聞いていたので、登れるとは思っていなかったが、よかった」とはその仲間の言葉です。
今回の総会では、安全な登山をめざすために共同装備として、
@補助ロープ(8mm×30m)、個人装備としてAカラビナ2枚と安全環付1枚、Bテープスリング120cm1本とスリング60cm2本 を携行することを義務づけましたが、さっそくこの装備が役に立ちました。
山頂からの下りでも、先ほどの危険箇所はロープを垂らして、確保しながら下りました。
また股峠の下、砂地で滑りやすく下り道で1人が足を滑らせて、4mばかり滑り落ちましたが、この時もロープを下ろしてスリングに結んで引き上げました。これらの装備が実際に役に立つことが重ねて証明されました。すばやくロープとスリングを装着することに習熟することの大切さを痛感しました。15時25分に登山口に到着、まっすぐに熊谷へ帰りました。
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