国内山行記録    熊谷トレッキング同人

奥多摩・大岳山〜鋸山 縦走報告
吉田 享子



山域山名:奥多摩・大岳山〜鋸山
期目:2005年3月19日(土)日掃り
参加者:CL軽石・SL新井・並木・八木・白根・逸見・吉田(計7名)

行動記録 : 熊谷市役所(5:32)=関越道・圏央道=青梅(6:12) 奥多摩氷川キャンプ場P (7:00/7:33)〜滝本(8:05/8:21)〜山頂駅(8:28/8:36)→御岳山(9:22/9:30)→アイゼン着用(940/9:50)→赤岩分岐アイゼン脱(10:05/10:10)→アイゼン着用(10:20/10:28)→アイゼン脱(10:45) 大岳山荘(11:00/11:10)→大岳山頂(11:30/12:10)→休憩(1:10/1:15)→鋸山頂(1:40/1:50)→休憩(2:50/2:58)→愛宕神杜3:30→駐車場(3:55/4:20)=熊谷着6:55

 前日からの強風で晴れ上がり絶好の登山日和り、熊谷から関越遺・圏央道を通り奥多摩氷川キャンプ場Pで車を降り、御獄駅まで電車で移動、八木さんと合流しタクシーで滝本まで行きケーブルで御岳山頂駅へ。眼下に見下す杉林は、黄土色の霞のように花粉の帯がたなびいていた。思わずクシャン、杉花粉の飛散最高調の中の杉林突入となってしまった。しかし落葉樹は綿毛をまとったようにほんのりと芽吹きの気配が感じられる。そこここにマンサクの大木が見られ目を楽しませてくれる。この山域はマンサクの宝庫だ。
 1時間程で雪道になりアイゼンを着用し快調に登高する。高度が上がるにつれてアセビの木が多くなる。気持ちよい屋根道をその後2〜3度のアイゼンの着脱をへて、11:30大岳山頂に着く。好天に恵まれ山頂は50人程でにぎわい、マンサクの花が満開の中、富士山がくっきり望め大満足。昼食をとっているとそこここからチッチッと小鳥が集まってきた。ヤマガラのつがいだ。その他にも雌が数羽手のひらのパンをさっと食べる、野生とは思えないほほえましい行動に皆カメラをかまえてシャヅターチャンスをねらっていた。Hさんなど手のひらにとまった感触をいつまでもあたためていた。大岳山から鋸山への縦走路は一部岩場があるもののとても歩き易い屋根道だ。マンサクの花やクロモジの香りを楽しみながら3時30分に愛宕神杜に着く。ここで奥多摩駅に行く八木さんと別れ他は神杜を廻り3時55分、駐車場に着く。
 今回の山行きで特に印象に残ったのは杉花粉の大飛敬に遭遇した事、とてもアイゼンの着脱訓練になったことと、野生のヤマガラとの出会いはいつまでも余韻が残るような楽しい山行きでした。