結成10周年記念企画記録    熊谷トレッキング同人

赤城山日帰りハイキング
山域山名:赤城山・黒檜山(群馬県)‘熊谷から見える山’
期  日:2006年6月13日(火)
参 加 者:CL並木 SL大嶋 新井(計3名)

行動記録:熊谷(7:00)=赤城大洞P(9:15/9:30)→登山口(9:45)→
 黒檜山頂(11:20/昼食/12:10)→駒ケ岳→大洞P(13:50/14:OO)=
 見晴山つつじ(14:10/14:20)=見晴しの湯(14:40/15:15)=熊谷(17:05)

 参加者5人の予定が3人に減り、薄暗い梅雨空のもと大嶋パジェロで赤城山に向かった。行きは関越自動車道経由にする。前橋でおりると、市内は通勤時間に当たり少し時間がかかった。赤城の登りに入って山あいを走る頃には小雨が降りだし、今日は雨模様のガスの中を歩くのかと覚悟する。ところが、登りきるころには明るくなり、大沼湖畔の駐車場に着く頃には薄曇りになった。東からの気流が入って梅雨空になっている今日、予報では水上だけに日中一時晴れのマークがついていて、車中でも「東からの気流が届きにくい場所だから」と話題にしていたが、赤城山もこの気流のとどきにくい所にひっかかりそう。来てみると、山は期待以上の空模様で迎えてくれたことになる。

 身支度をととのえて、まずは湖沿いの車遣を登りロヘ。ここからは黒檜山山頂へ標高差500m弱を一気に登る。登りやすいコースでゆっくり登れば苦にならず、時々湖とそれを取り巻く赤城の山々の展望が楽しめた。ミツバツツジが多く、今年はあまり花がつかなかったようだ。頂上に近づくとまだ花の残っているトウゴクミツバツツジ、少し花のついたシロヤシオが何本かあった。

 登りでは下ってくる2人連れに1度会っただけだったが、このコースを多勢の集団が歩いた跡が続いている。生徒の遠足かもしれないなどと話したが、頂上のすぐ手前、駒ヶ岳方面への分岐に1人の男の人がいた。予想どうり先生で前橋の高校だという。最後の生徒の確認も終り、間もなく頂上から下りてきた2人の先生と駒ヶ岳方向へ下山して行った。我々のコースはこの遠足のコースと同じだったが、幸いにもうまく時間差があって静かな山を味わうことができたことになる。

 頂上付近ではガスが上がってきて、上空は明るいが展望はあまりきかない。まわりにはレンゲツツジが多く、たまに1つ2つと開花しているのもあるが、ほとんどは赤い蕾だった。ハルゼミが鳴いており、ウグイス、ホトトギスの声がよく聞こえた。何度か登っている並木さん先導で頂上の少し北の展望地でお茶を沸かして昼食にする。駒ヶ岳経由の下山路も数パーティーに会ったのみで、快適な静かな山行きが楽しめた。

 午後2時前に下山。駐車場を後にしたが、下りに入る手前の牧場のツツジが満開で観光客で賑わつている。我々もちょっと下車してお花見に参加した。ついで山麓の日帰り温泉で汗を流して5時過ぎ熊谷に帰着した。                 (新井記)