国内山行記録    熊谷トレッキング同人

奥多摩 御前山   (熊谷から見える山)
山行日 06年3月18日(土)
参加者 白根、軽石
記 録 奥多摩湖畔P 8:05(65分)サス沢山9:15(70分)惣岳山10:35/10:45(15分)御前山11:00/11:40(54分)サス沢山12:34/12:40(49分)湖畔駐車場13:29着

 ちょうど梅が満開の青梅街道を走り、奥多摩湖畔に着いたのは8時前、天気は晴れ、気温も高めとあって上々のハイク日よりとなった。

 8時すぎ湖畔をスタート。最初はダムサイト上を行く。湖の右岸に着くと小公園になっていて登山口の案内があった。緩やかな坂道はまもなく小尾根に至り、そこからは急坂がしばらく続いた。右手樹間に富士山が見られ、振り返ると奥多摩湖が見える。

 サス沢山に着くとようやく緩やかになった。樹林帯をすぎると尾根道はひろくなり防火分離帯のような感じの急坂となった。標高1200mを越えても雪が現れず、代わりに黒い凍土と立派な霜柱を踏んで登るとやがて平らな惣岳山に着いた。一休の後一旦下りロープ沿いの道を登り返す。この辺りはカタクリの自生地でもあろうか。まもなく広い頂上に着いたが北に展望が少しだけ、まわりに雪は全く無い。思ったより人は多く次々に登ってくる。

 そういえばここも熊谷から見える山のひとつだっけ。そこで東北の熊谷方面に目を向けてみたがもちろん見えるはずも無い。ちなみに地図上で頂上から熊谷へ線をひくと棒ノ折山の右を通過する。しかし実際は棒ノ折山自体を認識できないのでやむを得ないか。

 大休止の後11時40分に下山。先ほどの霜柱が融けて道悪になっていてすべりやすい。
急坂は慎重に下った。ひざに不安があり久しぶりにストックを使ってみた。サス沢山で休んだだけで湖畔に戻った。半分の時間で下りたことになる。この時期は花も新緑も無いとあって満足感よりも達成感を得られれば良しとせねば、と思う。 (軽石 記)