国内山行記録    熊谷トレッキング同人

総会記念 武川岳・伊豆が岳山行

山  域:武蔵・武川岳、伊豆が岳(埼玉県) 《熊谷から見える山》
期  日:2006年12月10日(日)
参 加 者:Aパーティ CL逸見 SL高橋 白根、吉田、栗原、新井、軽石、豊島(計8人)
     Bパーティ CL木村 SL駒崎 大嶋、滝沢、須藤裕、栃原、宮田、木下(計8人)

<Aパーティ報告>


行動記録:美の山ヘリテイジ(8:57)=「名栗少年自然の家」下駐車場(9:47/10:08)→
 武川岳(11:33/12:15)→駐車場(13:22)=熊谷

 昨日の雨も上がり、良い天気になる。国道299号線から林道に入り、やがて登山口に着く。よく手入れのされた杉林の中を抜けると、ハラハラと落ち葉が舞っていた。何の木と聞くと、メタセコイアとのこと。なぜこの木がこんなにたくさん植えてあるの?との声がする。高橋さん、吉田さんらにこの木はナツツバキ、この木はマンサク等々教えてもらいながら歩く。ほどなく、武川岳の山頂に着く。

 頂上は広く、お茶を沸かし、昼食をとった。下山する道には、リョウブという木があり、ナツツバキと幹がよく似ていた。急な箇所もあったが、短時間に楽しい山行ができました。皆さんお疲れさまでした。                       (栗原記)




<Bパーティ報告>

 2006年12月9日第11回同人総会を秩父・「いこいの村ヘリテイジ美の山」で開催し、宿泊しました。総会では、11月に開催した同人創立10周年記念の小泉講演のこと、最近起きた地図を十分見ないことから起きた山行コースの間違い、参加しやすい日帰り山行が少ないこと、例会に参加してくれた入会希望者を十分ケアしていない問題、「同人通信」の印刷発送の問題などが論議されました。また自動車事故対策基金設立を決定しました。夕食後は山談義に花が咲き、深夜まで楽しく飲み明かしました。翌10日は予定どおり武川岳・伊豆ヶ岳山行をおこないました。山行はAグループは武川岳のみ、Bグループは武川岳・伊豆ヶ岳両山をめざす予定です。

行動記録:「名栗少年自然の家」下駐車場565m(10:10)→小ピーク900m休憩(11:00/11:10)
 武川岳山頂1052m昼食(11:33/12:10)→山伏峠620m(13:10)「A隊はここから駐車場に
 直行、解散」→伊豆ヶ岳山頂850.9m休憩(13:55/14:15)→駐車場着(15:00)

 宿舎の「いこいの村ヘリテイジ美の山」の玄関先で記念撮影して、車に分乗して山をめざしました。秩父方面に向かうと、蓑山頂上付近から秩父盆地が見渡せます。そそり立つ両神山、山肌を削られた武甲山が印象的でした。

 登山口下の駐車場で、みんなそろって準備体操をし、2グループに分かれて、出発しました。しばらく林道を歩いた後、杉林の中の急登を約30分登って、尾根にとりつきました。尾根の南側は杉と檜の植林、北側は自然の雑木林です。尾根道を気分良く歩いて、武川岳の頂上に着きました。 

 頂上は広く、ベンチも整備されて登山客もいます。さっそくお茶を沸かして昼食にしました。南側には飯能、川越、所沢方面の平野部が見渡すことが出来て、その先には新宿のビル群なども見えます。北側は近いところに武甲山、二子山など遠くに上越の山々がみえます。南から見る武甲山は、一部を除いて削られていない緑の山容を望むことが出来ます。

 ゆっくり休憩した後、山伏峠方面へ下りました。長い尾根をどんどん下りますが、途中伐採した斜面もあったりして、楽しく歩くことが出来ました。山伏峠の車道へ出て、すぐに伊豆ヶ岳の登山道に入りましたが、ここで後発のA隊が下ってきました。A隊はここから解散地に直行するのですが、にぎやかで楽しそうです。

 伊豆ヶ岳の山頂直下には、カエデの老木、ヤマザクラの大木があって、春にも秋にも良さそうな山です。かつてある元会員は、連日この山に通ったそうですが、その気持ちがわかるような気がします。山頂からはさらに間近に、川越・東京方面を見ることが出来ます。ここからの下り道は、駐車場近くの「名栗少年自然の家」を見下ろしながら歩きました。 低山歩きはコースを間違いやすいですが、今回は地図の読みと、下見までしてくれたリーダーの指示で、間違えることがありませんでした。お疲れ様でした。   (滝沢記)