国内山行記録 　　　熊谷トレッキング同人

雲取山・長沢山・天祖山

個人山行報告 報 告 者：木村哲也（単独） 期　　日：２００７年４月２９日(日)〜４月３０日(月) 行動記録： 4/29 三峰神社(10:40)→霧藻ヶ峰(11:50/12:40)→白岩山(14:35/14:45)→雲取山荘(15:50) 4/30 雲取山荘(5:30)→雲取山(5:55/7:00)→芋ノ木ドッケ(8:30/8:40)→ 　長沢山(10:10/10:50)→天祖山(12:45/13:10)→林道出合(15:00)→東日原バス停(16:00) 　２９・３０日と絶好のお天気との予報に、気になっていた長沢背稜方面と「見える山」の雲取山に行ってきました。 　秩父線とバスを乗り継いで三峰山の駐車場へ。ロープウェイが使えないため登山口発が遅くなるかと思ったが、それほど違わない時間に到着できた。暑くも寒くもなく快適。前に歩いたのは５年前、その時は良く分かっていなかった周囲の山々を同定しながら歩く。芽吹いているのは1000ｍ以下で新緑の中を歩くというにはまだ早いようだ。右手に終始和名倉山の大きな山容がみえており、こちらも気になる山、近いうちに行ってみたいと思う。白岩山付近には鹿が沢山おり、非常に人馴れしていて食物を出していると目の前まで寄ってくる。雲取山荘には予定通り到着。ピークシーズンとみえ、非常に混んでいた。 　翌日は朝食が思っていたより早く、予定より早く出発できた。山荘から山頂までの間は北面のため所々アイスバーンになっている所があり注意しながら登る。時間に余裕が出来たので山頂でコーヒーを淹れゆっくりした後来た道を戻り、途中から長沢背稜方面への分岐へ入る。道はよく踏まれており迷うような所はない。メインルートから外れている静けさと雰囲気があって気持ちよく歩いていく。樹林が濃く展望はあまりきかないが、時々三峰山への稜線や雲取山が見た事のない角度から見えて興味深かった。長沢山はルート上の小ピークで展望もないが、一応目的地のひとつということで中休止。水松（あららぎ）山で長沢背稜の稜線と別れ天祖山への尾根道へ。コルから急登を一頑張りで神社のある天祖山山頂に着く。昼食休憩の後下りにかかるが、長時間行動と急登の後の２時間の下りは意外と足に堪えた。 　もうすぐ林道という所まで下ってくると、見た事のあるような立入禁止のロープと地形が目に入る。そういえば山渓の特集に日原の滑落事故の事例が載っていたなあと思い出す。（帰ってから確認すると正にその場所であった。）自分でも足にくるぐらいだから、体力に不安のある方だと余計に危ない場所であろうと感じた。 　後は東日原バス停まで車道を歩き、バス停で下山祝いのビール。ホリデー快速、湘南新宿ラインとタイミングよく乗り継いで帰宅した。