山域山名:富士山麓・足和田山、長者ヶ岳(山梨県)
期 日:2008年1月19日(土)〜20日(日)
参 加 者:CL軽石 SL新井 八木、吉田、逸見、高橋(計6名)
行動記録:
1/19 熊谷(6:00)=一本木(9:05)→突出岩(9:50)→足和田山→三湖台(11:50/昼食/12:40)
→紅葉台(13:00)→富岳風穴(13:55/14:25)=音止の滝・白糸の滝=朝霧高原民宿(15:35)
快晴、車窓からは富士山がバッチリ見える。今回は東〜北〜西から富士山を眺める。雪が意外と少なく、山肌が白銀と黒とで版画のように浮きたって見える。富士山をとり囲む山々には雪が見えない。
富岳風穴の駐車場に車を一台残し、鳴沢村一本木から登る。登り始めは足元に雪は無いもののシモバシラが見事!! 踏むと花のように広がる。やがて気持の良い尾根歩きとなる。スミレ色に見える空をバックにミズナラ、サクラ、シデなどの落葉樹が枝を伸ばしている。富士山は北側から見ているので雪が光らず、また木の間隠れであまり良く見えない。突出岩からは富士山がよく見えたが、やはり逆光なので迫力不足。足和田山には二等三角点(基本)があり日当たりがよく、霜が溶けて足元はぬかるみ。
ここから先は道が2本に岐かれ、尾根道と、マウンテンバイクの通れそうな道とが近付いたり離れたりしており、いずれを通ろうかと迷いつつ行く。やがて三湖台、ここは大きく拓けていて、さらなるぬかるみ。その代り展望も抜群。富士山周辺の山塊の奥に白銀の南アルプスを望む。聖、赤石、荒川、蝙蝠、塩見、農鳥、間ノ岳、北岳と青空をバックに見事に見える。そして振り返ると足もとに西湖、目を転じると青木ヶ原が広がり、本栖湖までも見渡せる。絶景!!
風の吹くのもなんのその、風当たりの良い西湖を見下ろす吾妻屋で昼食とする。Hさんの作ってきて下さったケンチン汁を御馳走になる。おいしい!
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下山してから青木ヶ原樹海の中を通って駐車場に出る。凸凹の苔むした溶岩の上に樹々がうっそうと繁り、遊歩道は外したくない所。夏はもっと暗くなるのでしょう。
時間が早かったので宿に入る前に音止の滝、白糸の滝を見学する。白糸の滝は同名の浅間のものより、スケール、水量とも大きく圧倒されました。宿では牛乳風呂とのことで少し白濁していて暖まりました。
1/20 宿(7:55)=田貫湖キャンプ場(8:15)→第1展望台(8:55/9:05)→第2展望台(9:15)
→休憩(9:55/10:00)→長者ヶ岳(10:35/昼食/11:15)→第2展望台(12:00/12:15)
→田貫湖キャンプ場(12:45/13:00)=熊谷(15:50)
曇り。天気予報は下り坂、それでも途中で薄陽も差し、思いのほか良かった。朝のうちは富士山も見えなかったが、長者ヶ岳の頂上に立つと富士山が姿を現す。傘雲と山裾に雲をまとい、昨日とはまた違った趣き。今日は昨日の尾根歩きと異なり、しっかり登って戻ってくる。東海自然歩道となっていて階段がついているのが逆に歩きづらく、わきにしっかり踏み跡ができてしまっている。考えものですネ。
途中のベンチで田貫湖を見下ろして休憩。今日は静岡県労山が長者ヶ岳の隣の天子ヶ岳頂上に時間をきめて集合するとのこと。ルートは各々のパーティが好きにとるとのこと。長者ヶ岳を通ってゆくパーティが次々と来て、昨日の静かな山旅とうって変わって、にぎやかな山行となりました。途中。ヒメシャラの木がありました。3月にはカタクリが咲くとのことです。 (高橋記)
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