国内山行記録 　　　熊谷トレッキング同人

鐘撞堂山 県連北部ブロック　クリーンハイク

山域山名：鐘撞堂山（寄居町） 目　　的：清掃登山 期　　日：２００８６月１日（日) 参 加 者：CL木村 八木､川辺､堀､栗原幸､吉田､白根､逸見､��橋､滝沢､豊島､石川､花森 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（計１３名） 行動記録：熊谷(8:10)＝寄居町桜沢公民館(9:00/9:25)→鐘撞堂山･展望ｺｰｽ登山口(10:00) 　→休(10:25/10:35)→鐘撞堂山山頂・昼食＆レクチャー(11:05/12:23) 　→<円良田アヤメの里ｺｰｽ>車道出会(13:10)→駐車場(13:30/13:40) 　＝桜沢公民館(14:20/14:40)=熊谷(15:30) 　しばらく雨模様だった後の五月晴れである。市役所の駐車場が工事のため，使用不能とのことで、スタートから慌てる。 　集合地桜沢公民館にはすでに皆さんが集まっており、秩父８名、深谷１０名、上里７名、トレッキング同人１３名の計３８名で大盛況である。県連の矢崎さんの説明の後、準備運動をして出発。下見で山中にはほとんどゴミはないとのお話でしたが、入山するまでの車道歩きが長く４５分もあり、ポイ捨てのゴミがあった。 　この山域は里山として親しまれているらしく、山百合やホトトギスなどそっと支柱が立てられていた。エゴノキの花びらが敷き詰めたように落ちている足元にイチヤクソウ、ガマズミ、コアジサイ乃可愛らしい花々で楽しい道筋である。当地は、大正から昭和の初めまでは、オキナグサやマツムシソウの群落が残されており、目を楽しませてくれたとのことだが、環境の変化で今は見ることができない。手入れの行き届かない荒れた山を竹林として再生させ、竹炭や器や竹の子料理等種々試みられ、里山を守り共生していく活動が始まっている模様とのこと。恒例の山頂での秩父の飯塚さんの楽しいレクチャーによって得られた情報である。 　下りは円ら田湖に下り約１時間の車道歩きに生活ゴミを拾って、途中より迎えの車に乗り、桜沢公民館に着く。 　収集したゴミはカン類３．８ｋｇ、ペットボトル０．７ｋｇ、その他の不燃ゴミ２．８ｋｇ、可燃ゴミ１４．１ｋｇ、合計２１．４ｋｇでした。 　温暖化や社会生活の変化により、里山は大きく変わってきている。一人一人のささやかな行動が、やがて再生へのきっかけになればと願っている。　　　　（吉田記）