熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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北八ヶ岳池めぐりトレッキング |
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山域山名:北八ヶ岳・大河原峠、北横岳と近辺の池(長野県) 期 日:2009年8月20日(木)〜21(金) 参 加 者:CL新井 八木、堀、白根、藤井、大嶋、栗原幸、高橋(計9名) 行動記録: 8/20 熊谷(6:00)=花園IC=佐久IC=大河原峠(8:36/8:56)→双子山(9:34/9:48) →双子池<雌池・雄池>(10:23/10:50)→昼食(11:45/12:22)→雨池峠分岐(12:42) →雨池(13:01/13:17)→雨池峠(14:17)→縞枯山2403m(14:51/15:08)→雨池峠 →縞枯山荘(15:08) 出発地は曇っていたが、大河原峠は青空で秋のような風が、この上なく心地よい。ゆるやかな登りで、ミヤコザサが一面を覆い、足下の花々を見ながら、話しながら登るのに適当なコースである。花に詳しい方々が多く、次々と教えてもらった。少し汗ばむ頃に双子山頂に到着した。目の前の蓼科山を眺めながら小休止。つづいて、高低差の少ないコメツガ林の尾根道を進み、双子池である。林道をスタート、カラマツ林で歩きやすい。糸状地衣植物をまとったカラマツが目を引いた。 大石川林道に入ってからは、平坦に近く、日陰となる木が少なく、暑い。大岳から張り出した山腹を巻きながら進む。落石防止のフェンスが続くが、自然の力の凄さを感じる。緑陰を見つけて昼食とする。 雨池を目指して林道を進む。雨池峠分岐からは、林道の中まで笹が入り込んできている感じ。雨池への下り口の所から登山道に入り、樹林の斜面を下るとそこが雨池であった。静かな山上湖、短時間で離れた。雨池峠分岐から雨池峠までは、高度差・距離はたいしたことはないが急登がある。 雨池峠から、縞枯山へは希望者で行く。スタートして、間もなく傾斜が強くなり、しかも上が見える直登となる。足下も岩屑のようなものが多い所もあり、注意しながら進んだ。山頂で縞枯れした木々を直近で見た。改めて不思議な感じがする。 8/21 縞枯山荘(6:45)→三ツ岳分岐(7:49)→北横岳ヒュッテ(7:48/7:58)→七ツ池(8:02) →北横岳南峰2472m(8:38)→北横岳北峰2480m(8:46/8:55)→亀甲池(10:21/11:11) →天祥寺原(11:31)→大河原ヒュッテ(12:40/13:05)→大河原峠(13:13) =のぞみサンピア佐久(入浴)=佐久IC=熊谷(17:55) 風が強く、ガスっている。坪庭のルートを回ったが、全体は見ることができながった。足下の黒い溶岩とハイマツなどの低木を見ただけ。北横岳の山頂も踏んだが、周りの景色は全く見えなかった。亀甲池を目指して、下山開始。山間に入ると風は弱くなり、見渡せるようになった。ただ、「只管下る」という感じで長く感じた。思い思いに下ったので、気楽さもあった。亀甲池で休憩をし、ゆっくり見たが「構造土」を観察することはできなかった。 亀甲池から、大河原峠への登山道は、広いササの斜面になっている。わからないが動物の糞に何回か出会う。「ササのためか、マツムシソウが前来たときより減っている」とAさん。自然界は変化しているかも。 今回の山行で坪庭と北横岳からの展望が、ガイドブックにあるようなものが得られなかった。もう1回挑戦したい気分が残った。 <出会った動植物> クジャクチョウ、アサギマダラ、ヒョウモン、ホシガラス、メボリムシクイ オトギリソウ、アキノキリンソウ、イチヤクソウ、マツムシソウ、トリガブト、 ハクサンフウロ、ハナイカリ、アオスズラン、ノアザミ、ヤツガタケアザミ、 ハンゴンソウ、オヤマノリンドウ、シラビソ、オオシラビソ、コメツガ、ハイマツ、 カラマツなど (川辺記、計時:白根) |