熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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ヒメサユリ咲く守門岳 |
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山域山名:守門岳(新潟県) 期 日:2009年6月27日(土) 参 加 者:L木村、駒崎 行動記録:東松山(5:00)=猿倉橋駐車場(8:00/8:20)→大岳登山口(8:40)→ 保久礼小屋(9:05/9:13)→キビタキ清水(9:40/9:45)→1250m展望台(10:20/10:30)→ 不動平(10:37)→大岳1432m(10:58/11:15)→大岳、二口の分岐(12:00)→青雲岳(12:25) →守門岳(袴岳)1537m(12:35/13:40)→大岳、二口の分岐(14:08)→ オカバミ滝見台(14:50/15:00)→護人清水(15:40/15:45)→駐車場(16:05) <天候:晴れ> 梅雨時、日本海側ならまだ天気はよいだろうと、以前より気になっていた守門岳にヒメサユリを見に行くことにした。天候によっては保久礼小屋から大岳往復も考えたが、真夏の天気に恵まれ二口から周回コースをとることができた。 二口駐車場は橋手前20台位とその奥に15台位きちんと置ける場所でトイレもある。駐車場は1〜2台空いている程度で予想外に混んでいた。先にも駐車場があるが、下がいっぱいなら上はもっとだめだろうと車は下に置いた(上は以外にガラガラでした)。車をおりると、すぐK氏は虫に待ちかまえられていたように数箇所刺される。他の登山者が蚊取り線香を腰につけているのを見てしまったと思ったが、K氏は虫除けをしっかり持ってきていたのでよかった。舗装された林道を20分くらい上がると、そこにも20台ぐらい置ける広いスペースがあり登山口となる。 登山道はしっかりとしているが、木々がおおいかぶさるような道で、沢沿いに行くと林道にぶつかり保久礼小屋に着く。コンクリート2階建ての小屋だった。ここからの登りはほとんどに階段がついていてとても整備された道である。花の終わっているイワウチワが登山道の脇にびっしりとついている。落葉樹にブナ林、暑さを除けばとても気持ちのよい小道といった感じ。キビタキ小屋下の水場でのどを潤し、小屋には寄らずに進んでいくと灌木帯を抜け視界が開けてくる。このあたりからつぼみのヒメサユリがちらほら姿を現してくる。大岳山頂に着くと、3株位のヒメサユリが咲いていた。大岳山頂は見晴らしがよいと聞いていたが視界はいまいちで、その先の少し進んだ所で、この時期の霞は仕方ないとして、残雪の青雲岳、袴岳と守門の山群がみわたせるすばらしい景色に出会えました。 その後はイワカガミなどの花を見ながら軽いアップダウンをしながらの稜線歩きで青雲岳へ着く。ここは木道が敷かれた平坦な山頂。池塘があり青トンボやカエルの泣き声が聞こえ広々とした草原、ニッコウキスゲにはまだ早く咲いたら山上の花園できれいでしょう。ただ団体客のにぎやかさに圧倒され、すぐに袴岳へ向かう。袴岳山頂も展望よく、遠くは霞んで見づらかったが浅草岳、越後三山を間近に見ることができた。だがここもかなりの人数の団体200名山ツア一客が1人1人ガイドに写真を撮ってもらっていたのには興醒めした。頂上付近でオノエランを見つけた。 帰りは青雲岳に戻りさらに二口分岐まで行き下山となる。大岳への道より整備されてなく、花もなくひたすらまじめに歩き、滝見台で一休み。さらに長く感じられる道を下る。ただすばらしいブナ林でその下から湧き出ている清水がとても冷たくおいしかった。あとをひくうまさである。この時期標高1537mはさすがに暑く、久々に1.5L水を飲んでしまった真夏の山行でした。下は30度あったようです。 (駒崎記) 他に出会った花: ウラジロヨウラク、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ツマトリソウ、 ミヤマシキミ、アカモノ、カラマツソウ、タニウツギ、ギンリョウソウ、 ショウジョウバカマ、ヤマツツジ、オオユキザサ、イワイチョウ、ミツバオオレン |