熊谷トレッキング同人 国内山行記録
トップ 海外トレッキング 国内登山 山スキー 入会のご案内 お問い合わせ

トムラウシ・十勝岳・旭岳登山


山域山名:北海道大雪山系、トムラウシ山・十勝岳・旭岳
期  日:2009年6月26日(金)〜29日(月)
参加者:CL大嶋 博、SL軽石昭夫

6月26日(金) 曇

 熊谷6:11= 羽田空港8:05着JAL513便9:05発 = 千歳空港10:45着レンタカー発11:45
 = 十勝清水14:16 = トムラウシ温泉16:10着

 熊谷駅7時11分の電車で出発。羽田空港には1時間前の8時05分に着いた。軽石さんと合流し、セキュリティチェックを受けたらまたまた二人ともナイフ持っていた。ナイフは貨物室送りとなった。千歳空港には予定通り着いたが、レンタカーの迎えが遅れさらに営業所が遠いためレンタカー(日産ノート)での出発は11時45分となった。千歳インターに入り、道東道を走り、夕張町にて一般道に下りる。夕張町の食堂で昼食をとる。その後274号いわゆる日勝樹海ロードを快適に走る。日高山脈の北端の日勝峠を越えて十勝清水に14時16分に着いた。実質走った時間は3時間位である。ここからトムラウシ温泉への718号線に入る。順調にとばし16時少し前にトムラウシ温泉着いた。短縮登山口への道を確認し、東大雪荘に16時16分に入った。客はほとんど登山客で、風呂も立派であった。

6月27日(土) 晴

 トムラウシ温泉3:00→ 短縮登山口3:30→ カムイ天上4:34→ 前トム平7:15→ トムラウシ山頂 上9:30着9:50発→ 短縮登山口14:00 = 白金温泉18:00

 午前2時半に早々と起床、3時に宿を出発。3時20分には短縮登山口着いた。すでに車が10台位あった。薄明の中支度をして3時30分に出発した。樹林の中を登って4時34分にカムイ天上についた。ここで少し早いが朝食のおにぎりを食べる。カムイ天上をすぎてから雪田が点々とあるぬかった尾根道を1時間位登り、その後こまどり沢に下る。ここで小休止後こまどり沢分岐6時についた。ここでアイゼンを付けて40分位登り、ハイマツ帯の所でアイゼンをはずす。7時15分に前トム平に着いた。この辺りから花がきれいになる。トムラウシ公園で少し下る。この辺り迷いやすい所だ。再び雪田を登り、見事なキバナシャクナゲのお花畑の中ゆっくりと高度を上げる。9時にはトムラウシ分岐に着き、岩だらけの急斜面を登り、9時30分に頂上に着いた。山頂はガスと強風のため証拠写真を撮り、9時40分には下山を開始する。下るにつれてガスが取れてくる。トムラウシ公園まで来ると山頂付近を見ることが出来た。その後来た道を順調に下り、14時には短縮登山口に戻った。約10時間半の行程であった。その後718号から国道38号をひた走り、上富良野でガソリンの給油と買い物をして18時に白金温泉の野営場に着いた。

6月28日(日) 快晴

 白金温泉5:00 = 望岳台5:30→ 雲の平分岐6:15→ 昭和火口7:50→ 十勝岳山頂9:10着9:40発→ 望岳台11:45 = 白金温泉12:00 = 旭岳温泉13:30、白樺荘14:00

 午前4時起床。朝食を食べてテントを撤収し、5時過ぎに野営場を出発。望岳台の駐車場に車を置き、5時30分に出発した。望岳台は火山泥流のためか標高930mなのに樹林が発達してない荒れ地だ。雲の平分岐に9時15分についた。ここは美瑛岳への分岐である。そのまま200m位上がると避難小屋がある。そこを過ぎると左に折れ、沢を渡り尾根上の道をじくざくに登る。7時50分に昭和火口(標高1700m)に着く。この辺りから植物が全くなくなり、時々火山ガスの臭いが鼻をつく。約40分位緩やかな登りが続く。標高1900mを過ぎた辺りから登りが急となり、9時10分には山頂(標高2077m)に着いた。 ここで今回はじめてお茶を沸かして昼食を食べる。ツアー登山グループが来たので慌てて9時40分には下山を開始する。順調に来た道を戻る。途中避難小屋の所で休憩し、11時45分には望岳台に着いた。すぐに出発。白金温泉を経て美瑛町まで出て、213号に入り忠別湖を通って旭岳温泉に13時30分に着いた。時間があったのでロープウェイの駅で2回目の昼食を食べ、14時には白樺荘に入った。施設も温泉も良かった。白樺荘はユースホステルであるが、客は昔のユースであった。

6月29日(月)

 旭岳温泉白樺荘7:30 = ロープウェイ山麓駅7:40 = 姿見駅7:52→ 旭岳岩室8:20→ 旭岳山頂10:05着10:40発→ 姿見駅12:30 = 山麓駅12:43 = 白樺荘12:50着14:30発 = 天人峡15:30発 = レンタカー空港営業所16:00 = 旭川空港16:30着JAL1116便20:20発 = 羽田空港22:00着 = 熊谷0:30 

 今回はじめて宿で7時に朝食を食べ、まとめておいた荷物を談話室に置き、7時30分には出発した。ロープウェイ駅手前の無料駐車場に車を置く。7時40分頃のゴンドラに乗り姿見駅に7時52分に着いた。今まで雪のある時期しか来なかったので、結構凹凸がある地形で驚いた。すぐに出発し、約20分で旭岳岩室に着いた。ここまでは観光客一杯で、花もきれいであったが、岩室から先は植物はほとんどなく、岩がごろごろした尾根を登る。約2時間弱かかって山頂に10時05分に着いた。周回コースを考えたが、長そうなので予定通り来た道を戻る。12時30分に姿見駅に着き、白樺荘に12時50分に戻った。

 ここでゆっくりと温泉にはいり、着替えそして再パッキングして宅急便に出した。14時30分に白樺荘を出発した。時間があったので途中天人峡に寄り「羽衣の滝」をみる。名瀑100選とあってなかなか見事なものであった。16時にはレンタカーを返し、早々と16時30分には旭川空港に入った。おきまりのラーメンを食べ、生ビールを飲み、土産物購入し、20時20分のJAL1116便で帰途についた。羽田空港22時。熊谷駅には日付が変わり0時30分になってしまった。
  (大嶋記)