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落ち葉ハイク 西上州、四ツ又山・鹿岳


山域山名:西上州、四ツ又山・鹿岳
期  日:2009年11月21日(土)
参 加 者:CL軽石 SL大嶋 堀、白根、栗原、高橋、駒崎、木村(計8名)

行動記録:熊谷(6:35)=花園IC=下仁田IC=南牧村下高原(8:19/8:33)→
大久保四ツ又登山口(8:44)→鹿岳分岐(9:00)→大天狗峠(9:33/9:42)→
四ツ又山(10:15/10:30)→第2のピーク(10:47)→マメガタ峠(昼食)(11:20/12:13)→
鹿岳一ノ岳(南峰)(13:13/13:26)→二ノ峰(北峰)(13:51/14:04)→
高原鹿岳登山口(15:15)→下高原(15:20/15:30)=熊谷(17:33)

 快晴、高速道路下仁田IC付近から今日登る四ツ又山・鹿岳がよく見える。四ツ又山はすり鉢を伏せたようで、縦の襞が入っている。その右隣鹿岳は2本の角(つの)角(つの)ような特異な形をしている。高速道路を降り、谷あいの道を麓まで進む。まさに山里の風景。

 四ツ又登山口の標識に従い登り始める。鹿岳との分岐を左に進むと、雑木林の中の急登となる。木々はおおかた葉を落としていて、かさこそ落ち葉を踏んでの山行になったが、なかにはコナラに紅葉が残っていたりした。オトコヨウゾメが赤い実をつけていた。やがて大天狗峠に着き、小沢橋からの道と合流となる。しばし休む。大天狗の石碑とレリーフがおかれている。

 ここから又急登して四ツ又山頂上へ、名のとおりの形でピークが4ツ、それぞれに石像や石祠が安置してあった。今日は穏やかな晴天ながらさすが頂上は風があった。展望は良好で稲含、小沢、赤久縄の稜線、鹿岳の右に浅間、鼻曲、浅間隠、妙義、榛名、霞んで赤城などを望む。

 マメガタ峠までは下ること下ること、道は急で、落ち葉がたまり、すべりそうでロープの張ってあるところもあったが、やっとの思いでマメガタ峠に着く。ここで昼食。陽だまりになっていて足元には緑の草々、紅葉の見事なカエデがあり、一画は杉林で峠を下る道沿いのみ大木になっている。ゆっくりした後、下っただけ鹿岳へと登り返す。

 個人的に以前アカヤシオの咲く時期に来たことがあったが、その時は別々に2回で登った。今回登って見てこれは一つながりの山でなく2つは別の山で、いっぺんに登るのは私にはきついなぁと思った。

 鹿岳の上のほうでアカヤシオ、ミツバツツジがちらほら咲いていてかわいらしい。暖かさに季節を間違えたのか? 鹿岳の最後の上りは梯子に掴まっての登りとなる。梯子は近くの木々を利用したらしく、自然な曲がった木も横木に利用してある。風情があっていいのだがこの前行った石裂山の頑丈な梯子が懐かしい。でも、作っていただけなければ私には登れないところなので感謝! 頂上では四ツ又山で確認できなかった、三宝、破風、御座を確認、振りかえって神津牧場、物見石を見、もっと眺めていたいなと思いつつ下山する。

 帰りには下仁田町のこんにゃく屋によりこむ。今日は充実した一日でした。お世話になりまして、ありがとうございました。                 (高橋記)