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尼ヶ禿山と玉原湿原スノーシューハイク


山域山名:たんばら高原・尼ヶ禿山
期 日:2010年2月14日(日)
参 加 者:CL石川、軽石、豊島

行動記録:玉原スキーパーク駐車場(9:45)→センターハウス(10:20)→十二山宮の鳥居
(10:35/10:40)→送電線をくぐり1340付近(11:40/11:45)→山頂(12:40/13:20)
→玉原湖(13:40)→道路沿いに進み小休止(13:50/13:55)
→芝生広場?付近の道(14:25/14:30)→駐車場(14:45)

 駐車場から道路を少し戻りスノーシューを履く。つま先、甲、踵の3箇所でしっかり締まり踵が上がる。爪がよく効いて結構歩きやすい。暫く道路を歩き雪原に入るとセンターハウスの建造物が見えてくる。快晴無風、暑くなりそうだ。ブナ平への分岐を過ぎると鳥居の上部だけが出ている不思議な光景を見つけ小休止。鳥居には「十二山宮」と書いてある。近くの十二ヶ岳に関係があるのかな?。トレースは幾筋もあるが私たちしか見えない。静かだ。自然環境センターの前を通り過ぎ30分ほど道路沿いを進み林の中へ。

 いよいよ尼ヶ禿山へ向う登りが始まる。一歩進むたびに雪が団子状態にくっつき歩きづらい。標高が上がるに連れ団子状態は緩和されるが、スノーシューのトラバースは不安定で少々苦戦。送電線の下をくぐり、ブナ林の中で休憩。久々の山で、気持ちいい!思い切り深呼吸する。稜線へ出る手前の登りで、下ってくる3人の登山者とすれ違う。急斜面を登りきると大きな雪庇の上に居る。雪庇の根本を慎重に進み気が付くと頂上だ。

 北西方向は林で見えないが、3方は全て見渡せる。十二ヶ岳も確認できた。1466mはさすがにじっとしていると寒い。お茶、昼食、記念写真と早々に済まして一気に下山。

 30分もかからず玉原湖まで下りてしまった。後は平らに進むだけと頑張って歩く。センターハウスを過ぎ道路に出たが、帰りは真っ直ぐ林の中を突っ切って駐車場に向う。駐車場に上がる雪の壁をやっと登りきり到着。スノーシューも慣れれば結構楽しい。良い一日でした。皆さんありがとうございました。

追:「尼ヶ禿山」の名前があまりに奇妙なので、インターネットで名前の由来を探してみましたが判りませんでした。が、金子兜太さんの句を見つけました。

  尼ヶ禿山たむしばむしかりこしあぶら   句集『両神』より(句の解説はこちら

(記録 豊島)