熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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二王子岳 |
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山域、新潟県新発田市東 日程、2010年6月26日(前夜発日帰り、単独行) 記録、二王子神社P5:30〜一王子小屋6:35/6:45〜定高山7:25/7:30〜油コボシ8:20/8:25 〜二王子岳頂上9:05/9:50〜定高山10:50/10:55〜二王子神社P11:50 昨年、お盆時えぶり差岳の翌日に登ろうとして足を痛めて断念した二王子岳に再チャレンジした。金曜日22時半頃登山口手前の駐車場に着きビールを飲んでシュラフに入った。 5時に起き5時半に出発。神社横の登山ポストに計画書を入れスタートす。最初は杉林の暗い沢沿いの道、神子石が現れると急坂になり汗をかき出すと三合目で一王子小屋に着き一休。樹林は次第に落葉樹に変わり明るくなってウグイスやひぐらしがうるさいくらいだ。 定高山は展望の無い小ピークで五合目になっている。標高1000mを過ぎてからは背の低い潅木が多くなる。沢筋には残雪があり夏道も数ヶ所残雪を踏んで通過する。八合目の辺になると花が多くなった。金城山にもあったイワカガミやイワウチワのほかヒメサユリやニッコウキスゲを見かけた。 九合目になるとそこは頂稜の一角で避難小屋のある頂上はすぐそこである。有名な青春の鐘がありそして夢に見た長大な飯豊連峰がそこにあった。一番北にはえぶり差があり鉾立峰と大石山が続き、中ほどに地神山、北股岳、烏帽子岳が続く。その右に飯豊本山が見え、平らな御西岳の右手に大日岳が大きい。なるほど二王子岳は飯豊の展望台そのものだ。去年歩いた胎内からの林道と足の松尾根がよく見える。そして10年前にテントを担いで歩いた地神までの道を思い出した。今はもうあの真似は出来そうに無い。 湯を沸かしゆっくりしてると見る間に人が多くなった。下山途中も2〜30人と行き交った、ということはかなり人気の山なのだろう。道もよく整備されているのはそのせいかも。暑くなり大汗をかくが、二合目そばの水場はありがたかった。顔と手を洗いのどを潤しリフレッシュする。二王子神社はまもなくで、着いてよく見ると立派な社だ。 すでに相当な数の車に埋め尽くされていた。帰路は新発田で入浴し会津を経由し東北道で帰着した。(軽石記) |