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奥武蔵・関八州見晴台と高山不動


山城山名:奥武蔵、関八州見晴台(埼玉県)
日時:2011年4月13日
参加者:CL新井(勇)、八木、並木、堀、逸見、高橋(武)、黒澤、新井(弘)

行動記録:秩父線熊谷駅発7:16→お花畑駅8:21(西武線へ乗り換え)西武秩父発8:50→
  西吾野駅着 9:10出発(西吾野)9:20→パノラマコースとの分岐9:37→
  高山三滝(大滝)10:25〜10:35→昼食12:10〜13:00→関八州見晴台13:15〜13:35→
  高山不動14:10〜14:20→西吾野駅着15:58 西吾野駅発16:03→お花畑駅発16:35→
  熊谷駅着17:47

 秩父線熊谷駅より乗車し、お花畑駅で西武線に乗り換え、西吾野駅で下車する。八木さんと合流し、駅前の川添の車道を右折し進む。

 路肩には黄色の小さな花をつけたアプラチャンの木が点在し、ムラサキケマン、キケマン、スミレ等が咲き、清らかに流れる水面には小魚が群れをなし泳いでいる。のどかな里山の風景を楽しみながら歩く。しばし進むとパノラマコースとの分岐と記された標識を目にする。右方向に橋を渡り、しばし山道を辿る。

 指導標に導かれ登山道に入る。スギ、ヒノキ等静かな木立の中を進む。高山三滝の一つ大滝は落差のある滝、岩場から眺める。不動の滝は小さい。白滝へは中止した。山道は急登となり竹薮などの中、チラホラ民家が見え始めるころ漸く車道に出る。閉ざされた茶店の手前、車道を斜めに横切り登ると広い草原に出、昼食をとる。足もとにはハルリンドウが咲いていた。

 広場より左に登り車道を横切り、まだ冬姿のツツジの林を分け進むと関八州見晴台に登り着く。中央に高山不動奥ノ院が祀られ、あずまやのある山頂からは、名の由来である相模、武蔵、上野、下野、常陸、上総、下総、安房と八つの國が一望できると云われている。生憎の花曇りであるが秩父の山々、関東平野が眺められる。晴れていれば富士山がみえるとか。

 奥ノ院からもと来た道を下り車道、茶店の手前の山道を50メートル程下り、分岐を左折すると生い茂った木立の中に屋根が見え、高山不動の裏手に出る。右に廻ると高山不動本堂の前に出る。正式名称は高貴山常楽院。本堂には国指定文化財の軍茶明王像が紀られる真言宗の古刹である。又石段下の大銀杏は木根が垂れ下がり乳房を連想させ、安産、子育てに霊験ありとされている。

 本堂に向かって左方向に進み、分岐を右折し下る。小さな洞穴にはそれなりの石仏が祀られている。心の中で会釈し、道なりに辿ると程なくして車道に出、心もとない橋を渡り、車道を左に歩く。やがて西吾野駅に到着。八木さんと別れ、電車に乗り帰路についた。 (堀記)