熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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「大源太山」 |
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山域山名:谷川連峰・大源太山(新潟県) 期 日:2012年6月23日(土) 参 加 者:宮田(単独) 行動記録:林道終点720m(8:20)→2回目渡渉点830m(8:50)→ 大源太山1598m(10:05/10:20)→七ツ小屋山1674m(10:55/11:10)→ 1544mピーク(11:30/11:40)→シシゴヤノ頭1472m(12:00/12:15)→林道終点720m(13:20) <天候:朝雨、曇り後晴れ> 関越トンネルを出たらしっかりと雨が降っている。気分も落ちたが、そのうちに上がると登山口へ。先着の車はまだ3台のみ。準備をしていると、雨も止むような気配になってきた。久しぶりに登山靴を履く。霧雨なので雨具は着ないで出発。5分ほど歩くと、地図にない北沢の渡渉。雨のためか水量も多く、飛び石を飛ぶ。すぐにシシゴヤノ頭分岐。崩れかけた箇所を過ぎて再び北沢を渡渉。ここから急登の始まりだ。湿気たっぷりの曇天でたっぷり汗をかく。1200mあたりは見事なブナ林。登山道にいたヘビが3匹逃げていった。稜線状の尾根にでると、そよ風に一段落。飲水した以外はザックもおろさず、そのまま山頂へ登る。 深い霧で展望ない。山頂をあとに急坂を下る。鎖場が2カ所、ナイフリッジもあって、さすが越後のマッターホルンだ。鞍部から急登を登ると七ツ小屋山頂だ。ここも霧で展望なし。1dayで白毛門から馬蹄形縦走して西黒尾根を下るという単独と会う。みんながんばってるね。七ツ小屋の下りで山ガール&山ボーイアベックと会う。よくこんな地味な山に来たなとちょっと感心。少しずつ霧が上がり、湯桧曽川源流部が見えるようになった。以前4月にスキーで土樽から朝日岳を越えたことがあるが、ホワイトアウトで何にも見えなかったので、地形をよく観察する。来年はこの蓬峠周辺を滑りに来よう。 1544mピークからシシゴヤノ頭は謙信ゆかりの道と名付けれた気分のいい稜線の道。空気もカラッとして、心地よい風が6月とは思えないほど爽やかだ。先々週あたりはシラネアオイが咲き乱れていたらしいが、今日はみんな散ってしまっていた。でも、この稜線にはほかの花も結構多い。 シシゴヤノ頭は好展望のピーク。七ツ小屋稜線の上に朝日岳の巨大な背が見えていた。頭で湯沢から山菜を採りに来たという長靴の初老男性が休んでいた。稜線の向こうにコシアブラとタケノコを採りに行くという。先週は風が強くでダメだったというから、田舎の人はたくましい。所沢のスキー指導員の??さん知ってる?と聞かれたので、冬はスキーの先生かも。 展望を楽しんだら、あとは一気に下るのみ。ジグザクの道は昨年の大雨で崩壊箇所もあったが難なく通過できた。第1渡渉点も朝より水量が減った。このコースはまた秋に来てみたい。 |