熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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太郎山 ミスミ草を訪ねて |
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アルバム | ||||||
山 域: 長野県上田 太郎山 期 日: 2012年4月21日(土) 参加者: CL新井(浩)、SL駒崎、軽石、白根、木村、堀、逸見、高橋(武)、木曽、新井(弘) 相澤 行動記録:熊谷市役所(6:00)→秋和鉱泉登山口(8:20/8:30)→太郎神社(10:55)→太郎山 (11:10/12:00)→大覗(13:20)→秋和登山口(14:20/14:30)→熊谷市役所(17:00) 新井CLより 「本日は晴れます」と強い一言の挨拶があった後、6:00に熊谷市役所を出発した。どんよりとくもった空で少し不安であったが、秋和鉱泉登山口に着いた頃は薄日が射し、新井CLの言葉とおり、まずまずの天候となった。 登山道はある程度の傾斜があり、約30分程歩き、一服した。山はまだ緑がなく、冬景色を呈していた。麓では桜や桃が咲き誇り、春爛漫といったところ。麓とは大分様相がことなっていた。そんな中でアブラチャンの黄色の花が点々と目に入った。しばらくすると「いや、ダンコウバイではないか」という説が出る。初めて聞く名である。どんな漢字を書くのだろうか。花の咲き具合が異なるらしいが、判別するのが難しいようだ。 なんだかんだ、花談義をしているうちに山道はつづら折りになり、尾根にはいってきた。尾根伝いに進んで行くと太郎神社に着いた。ここで山行の安全を祈り山頂に向かって歩む。山頂には愛らしいお地蔵様がポッンと佇んでおり、登山者の気持ちを和ませてくれる。太陽も顔を出し、風もなく絶好の登山日和となった。この下でゆったりと食事をとる。 約1時間の休憩後、いよいよ待望のミスミ草を探しに出発する。尾根道をあっちこっち目を向けながらしばらく歩くがミスミ草を見つけることができない。「あった」という駒崎さんの声が聞こえる。尾根を少し逸れたたところに薄い桃色花のミスミ草がひっそりとした感じで咲いていた。各自、この花に感動しながらカメラのシャッターを押す。 その後も、またしばらく歩くがミスミ草に出会わない。ところどころに採取らしき跡がある。花がないのではないかとすこし不安がよぎる。やがて白花のミスミ草とポッリポツリと出会う。大覗手前の尾根道にくると、ミスミ草とキクザキイチゲの群生に出会った。大半が白色の花であった。陽光が降り注ぎ、元気いっぱいに花が咲いていた。特に山の斜面に咲き乱れていたキクザキイチゲは見事であった。期待以上の成果に満足し、心地良く下山道に入る。下山道もなかなかの傾斜である。一歩一歩足元を注意しながら山道を下った。14:20に秋和登山口に到着した。14:30車に乗り込み帰路へ。17:00熊谷市役所へ無事到着。お疲れ様でした。 (相澤 記) |