熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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雪の八間山




山域:野反湖 八間山
日程:2012年11月3日
参加者 L大嶋 SL軽石 並木 八木 白根 栗原幸 逸見 高橋武 豊島(8名)

記 録 熊谷市役所7:04−暮坂峠−野反湖駐車場9:55/10:27−富士見峠登山口−イカ岩の頭11:25−八間山1934.5m 12:03/12:47(昼食)−池の峠駐車場13:47−野反湖駐車場13:55・14:15−尻焼温泉関晴館14:38/15:26−熊谷19:45

 沢渡温泉からお釜を反対にしたような有笠山を左に見て、くねくね曲がった紅葉街道の暮坂峠を抜けて、六合に出る。富士見峠に近づくに従って道路脇に雪が残っている。やがて野反湖休憩舎駐車場で車を降りると強風にあおられ寒い。車を回送するのでザックと手荷物を持って休憩舎に急ぐ。親切に中から店員さんがドアを開けてくれると同時に「リュックは表に、靴の履き替えも外で、車は登山者専用駐車場に置いて」とのこと。片足を店の中に入れたが、呆気にとられて後戻りする。

 富士見峠登山口から雪の山頂を目指す。野反湖から吹き付ける風が一段と強くなり、顔に当たって痛い。雪景色を眺めながらゆっくりと登り始める。地元の中学生が管理しているという『こまくさ園』の入り口を過ぎると、一面のクマザサの原に出る。所々笹の上に雪が残っていて、日が差し眩しい。イカ岩の頭で休憩し水分を補給する。急坂を下り、何度か登り降りを繰り返し、樹林帯を抜けると平坦な山頂に着く。

 奥のクマザサに茂る中に、ガイドブックには使用不能とある今にも倒れそうな年代物の避難小屋の中で、お茶を沸かし食事にする。

山頂からの展望は絶景で浅間山や草津白根山、上毛三山、北には堂岩山、奥には白砂山が雲間から見える。

 下りは樹林帯の中を池の峠へ向かう。雪の下の落ち葉があり、お正月には早いが尻餅をつき、靴底には雪が着く。野反湖見晴を過ぎ、やがて駐車場に出る。

 尻焼温泉で露天風呂に入り、対岸の紅葉を眺め、渋滞の渋川伊香保インターに向かう。お疲れ様でした。(白根記)