熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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三国山ナイトハイク |
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山域山名:富士山麓・三国山、大洞山、立山(山梨県、神奈川県) 期 日:2014年8月17日(日) 参 加 者:L宮田、木村(計2名) 行動記録:北本(0:45)=三国峠(2:50/3:05)〜三国山1320m(3:25/3:30)〜 楢木山1353m(4:05)〜大洞山1383m(4:30/4:40)〜畑尾山(5:15/5:20)〜立山1309m(5:30) 〜冨士展望台〜立山1309m(6:30)〜籠坂峠(6:55) <天候:霧、日の出後は時々晴れ> お盆中の天候が不安定でテント泊に行ける山もなく、ここは以前からやりたかったナイトハイクに行こうと、午前0時過ぎに埼玉を出て富士山麓の三国山ハイキングコースへ向かった。どこに車を駐めようかと探したが、パノラマ台Pもいっぱいで、結局三国峠まで走ってしまったが車を駐められそうな路肩スペースがあったので駐車する。 月が出ていたらそれなりに明るいはずだが、上空には厚い雲と稜線は深い霧が覆っていて、まさに真っ暗闇の世界だ。峠からヘッドライトを付けて出発するが、まさに光だけが頼りで、どこが道なのか判別がつかない場所が出てくる。手に持った補助ライトで周りを確認しながら進む。明るければ何てことないハイク道なのだが、暗闇の世界ではまったく別もの。段差も見えづらく、濡れた根っこで滑らないように注意が必要だ。 時々、ヘッドライトの光にびっくりしたのか?、鹿達の「キャー!」という甲高い鳴き声にこっちが驚かされる。三国山からの稜線はほとんど平らといっていいほどの道が延々と続く。あわよくば御殿場の夜景でもと思っていたが、濃霧と樹林で何も見えない。アザミ平に出た午前5時頃を過ぎてやっと明るくなった。 立山を越えて、このルートで唯一といっていい富士展望地に来たが、生憎の濃霧で何も見えず。立山に戻って分岐から籠坂峠に下りようとしたら、上空が明るくなって次第に青空が見え出した。ひょっとしたら見えるかも?と再び展望地に戻ったら、富士山が雲間から姿を現した。まだ残る雪は不浄流し上部あたりだろうか?、太陽に反射する小屋は8合目あたりだろうか?、間近に富士の姿が見られてラッキーだった。 分岐から籠坂峠へはよく整備された道を下る。峠の車道からタクシーを呼んで三国峠へ戻る。運賃は4150円。初めてのナイトハイクは緊張感があってなかなか楽しかった。次は夜景がきれいなトレイルに行こう。 (宮田記) |