熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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中央アルプス 空木岳 |
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アルバム |
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山 域 中央アルプス(長野県)空木岳2864m 目 的 空木岳登山 期 日 2014年7月26日(土)から27日(日) 参加者 高橋(仁)、木村、須藤、黒沢、相澤 行 程26日(土) 熊谷市役所3:00➡駒ヶ根IC6:45➡池山林道駐車場7:15/7:30➡水場分岐8:59➡迷尾根12:40➡分岐14:35➡駒石15:28➡駒峰ヒユッテ16:30 27(日) 駒峰ヒュッテ6:30➡空木岳頂上6:42➡空木平避難小屋7:40➡分岐 10:55➡水場分岐11:19➡池山林道駐車場12:45/13:20➡ 熊谷市役所7:45 花園ICから信越高速道路経由で駒ヶ根ICへ。ここから一般道、林道へと続くが,林道は車がすり違えるのがやっとの道幅。曲がりくねった道を走り続けると駐車場が見えてきた。林道終点駐車場に止める予定であったが満席であろうと思われ,手前の駐車場に止める。 登山口から30分程歩くと林道終点駐車場に着く。ここに登山ポストが備え付けてあり、登山計画書を投函し再び登山口に入る。なだらかな道であるが、しばらく歩いていると汗が滲み出る。広葉樹囲まれ、陽射しを遮っているのだが、風がなく、かなり蒸し暑い。歩くペースが落ちてくる。重い足取りで進んでいくと水場に着いた。ここで休憩をとっていると後からの登山者が「熊を見た」と声をかけてきた。遠くで見たというのではなく「にらめつけながら後ずさりをした」と至近距離で見たような話し振りであった。「注意してください」と声を残して通り過ぎて行った。 「マセナギ」と呼ばれるあたりから針葉樹囲まれ、「かにこうもり」という植物の群生が続く。登山道は勾配が少し急になり、木の根が張り出し、岩も露見してくる。やがて大地獄・小地獄と呼ばれるやせ尾根に入る。急峻で狭い尾根道の為、スチール製の階段、木製にはしごや鎖が連続して設けて、安全を確保してある。注意して登れば問題ない。ここを過ぎた所に「迷い尾根」と標識があり、ここで一休み。針葉樹林に囲まれたなだらかな道を進んでいくと視界が開け、ハイマツ帯となり前方に空木岳、手前に駒石が見えてきた。さらに進むと花崗岩の砂礫や岩場となり駒石とよばれる大岩に到着。ここで、しばらく展望を楽しみ、駒峰ヒュッテへ。駒峰ヒュッテ内は人と人で溢れ、ザックや靴の置き場もない程であった。最終的には定員30人にところ65人収容したとのこと。ウトウトした状態で一夜を過ごした。 7月27日(日) 6時30分にヒュッテを出発、10分程で空木岳頂上に到着する。頂上は濃霧で視界ゼロ。下山は空木平避難小屋経由で進む。小屋周辺からお花畑が連続、目を見張る箇所がいくつもある。オダマキ、イワカガミ,チングルマ、セリバシオガマ、ハクサンフウロウ、シナノキンバイ,ショウジョウバカマ,ハクサンチドリ、キスゲ等といった植物が花を咲かしていた。これらの花を楽しみながら歩いていると雪渓にぶつかり、そこを横切る。しばらく歩くと分岐となり、1本道戻る。 さらに進むと道が険しくなり、大地獄・小地獄に入った。下りは体のバランスを崩す為に慎重に降り、無事通過する。やがて分岐に到着し、遊歩道を選ぶ。ダケカンバの明るい林道を気持ちよく歩いているうちに水場に着いた。このあたりから遠く雷鳴が聞こえ、雨がポツリポツリと降りはじめてきた。空は明るくまだ大丈夫だろうと思って歩いていると雨粒が大きくなり雨脚も早くなった。急いで雨具をザックから取り出し着込む。30分から40分くらい降り続いた。 又、空が明るくなり陽が射し、蒸し暑くなってきた。ひたすらおりていくうちに林道最終駐車場が見え、更に下ると私たちの車が止めてある駐車場に到着した。麓のコマクサの湯で汗を流し帰路へ.高速道路は大きな渋滞には巻き込まれず、まあまあの流れであった。無事熊谷市役所へ到着。お疲れ様でした。 記 相澤 |