熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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乳頭山・秋田駒ヶ岳

アルバム  


域山名:秋田 乳頭山、駒ヶ岳
期  日:2015年7月4日(金)〜5日(日)
参 加 者:駒崎、新井浩

行動記録:
7/3(金)江南(13:15)⇒田沢湖高原休暇村駐車場(22:00) 556km
7/4(土)休暇村駐車場(5:15)→蟹場温泉登山口(5:35)→尾根(6:25)→田代平→田代平山荘(8:20/8:30)→乳頭山1477.5m(9:20/9:40)→千沼ヶ原(10:55/11:20)→笊森山1541.0m(12:05)→湯森山1471.7m(14:05)→笹森山1414m(15:00)→休暇村駐車場(17:00)
<天候:曇り一時雨>
 金曜日、午前中まで仕事をして、集合場所まで急ぐ。羽生ICから東北道に乗り盛岡まで渋滞なく順調に進む。
道の駅あねっこで温泉に入り、田沢湖高原休暇村駐車場に着いたのは22時。
 翌朝4時に起床、朝食を食べて出発。5月に来たばかりの黒湯入口を通り過ぎ、蟹場温泉を目指す。乳頭山登山口は手前の大釜温泉のところにあり解り難くい。50分ほどで尾根に上がるが、雨がぱらついて来たので雨具を着る。なだらかな尾根を進むと田代平の湿原に出るころには雨は上がった。コバイケイソウが当たり年なのであろうかたくさん咲いている。ワタスゲが揺れている木道を進む。木道沿いには、ミツガシワ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、トキソウ、ヒナザクラなど湿原の花が一杯咲いてる。田代山荘を過ぎ、先に進むとオノエランが非常に多い。こんなに咲いているのは初めて見た。いつしか森林限界を超え乳頭山の山頂に着く。ガスって周りが見えないのが残念。
乳頭山を下ると、ニッコウキスゲが咲き始めでちらほら。足元にはオオバキスミレとヒナザクラがこれでもかと咲いている。雨がぱらつき始め雨具を付ける。千沼ヶ原に着くと土砂降りになり、逃げ場がない湿原なので様子をみる。雨粒が池塘のなかで跳ねている。ヒナザクラは雨に打たれうつ向いてしまっている。雨が小ぶりになり、湿原をしばらく散策。かなり大きな湿原のようで、天気がよければ端から端まで見てみたいが残念だ。笊森山へ向う登山道脇には、オオバキスミレ、ムシトリスミレ、ヒナザクラがたくさん咲いてる。さらに熊見平はコバイケイソウが主役の湿原。湯森山、笹森山は森林限界で高い木がなくなだらかで快適な登山道が続く。笹森山の山頂直下にはヒナザクラの群生があり、見応えのあるところでした。笹森山から休暇村へ向かう道は、途中笹藪がひどいところがあったが、下部はなだらかな明るいブナ林で旧乳頭スキー場に出て、そのまま下り暇村駐車場へ。

7/5(日)国見温泉駐車場(6:25/6:45)→横長根(7:35)→横岳(9:15/9:30)→男岳(10:35/10:50)→五百羅漢→ムーミン谷→駒池(11:50/12:10)→横長根(12:55)→国見温泉(13:30)⇒国見温泉森山荘にて温泉(14:25)⇒江南(22:10)
往復1,128km
<天候:晴れ>
今朝は青空だ。休暇村駐車場から国見温泉に向かい、トイレの有る駐車場へ車を停める。続々と登山者の車が入ってくる。人気のコースのようだ。国見温泉登山口から登り始める。1時間弱で横長根。すぐに女岳が見えてくる。その次に横岳、小岳、男岳と秋田駒ヶ岳の全体が姿を現す。男岳と横岳との分岐をそのまま横岳に向かう。左手にはムーミン谷が見えてきた。足元にはコマクサとタカネスミレがザレた斜面に咲いています。横岳山頂からは男女岳、阿弥陀池が見えました。5月にスキーで来たばかりで、滑ったルートを目でトレース出来ました。遠くに昨日歩いた乳頭山から笊森山、笹森山のルートが手に取る様に解ります。男岳に向かう尾根は細くスリリング。右手に男女岳、左に女岳を見ながら、そして足元には花がいっぱい咲いており、中でもエゾツツジがとてもきれいです。男岳の山頂はとても賑やかでした。いよいよムーミン谷へ下降、途中にも花がいっぱいです。今までの花に加えチングルマが加わり一面のお花畑。なるほど、なんとなく名前の由来がわかったような。木道を進むと駒池、ここで休憩し、横長根に戻り、登ってきた道を下山。国見温泉の緑色の温泉に浸かって疲れをとりました。